51-真実 ページ1
「ん…」
痛い…どこ…痛い…
Aは見慣れない天井の元眠っていた。
ベッドサイドを見るとスネイプが寝息を立てていた。手元にある本から推測するに眠ってしまったんだろう。
それもそのはず外は真っ暗だ。
これは…起こすべき？
こんな無防備な教授見たことないんだけど…
もちろん一緒に暮らしてた時もこんな顔見た事がない。
「…スネイプ教授？」
Aは声を掛ける。
「スネイプ教授…？」
「…ん、起きていたのか。」
「今起きました…痛てて…」
Aは身体を起こそうとしたが心臓あたりが痛い気がして起きられなかった。
「無理をするな。…まだ治っていないのか。」
「すみません…」
「謝るな。君は深い傷を負っていたのだ。」
「深い傷…？」
「左様。…心のな。」
それはヴォルデモートが突き抜けたからだろうか…
それとも真実のせいだろうか…
どちらにしろ聞きたいことがある。
「教授？1つお聞きしても？」
「よかろう。だが1つだけだ。」
「ありがとうございます。ヴォルデモートが…」
「その名を口にするな！」
「すみません。例のあの人が私に言ったんです。私の本当の名前はA･グリフィンドール･ポールセンだと。……驚かないんですね。」
Aはスネイプの顔を見る。
「…続けたまえ。」
「はい。それで…私はグリフィンドールの末裔か何かなんでしょうか？」
「左様。君の母方がグリフィンドールの性を持っていた。…グリフィンドール家は君の両親がヴォルデモートによって殺された事で途絶えると思われていた。しかし誰もが知らぬところで君は生まれ育てられていたのだ。故に君はグリフィンドール家唯一の生き残りなのだ。」
「唯一の…。それと例のあの人は私に言いました。自分が私をあのウール孤児院に置いていった、と。それはどういうことなのでしょうか？」
「質問は1つと言ったはずだが？」
Aは曇った表情をする。
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あぼ - アップルパイさん» そう言っていただけて光栄です！これからもよろしくお願いします！ (2020年5月19日 7時) (
レス) id: 59b3bafa61 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - とても面白いです！体に気をつけて、これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2020年5月18日 22時) (レス) id: 494187a4f3 (このIDを非表示/違反報告)
あぼ - たまちさん» ありがとうございます！ (2020年5月17日 19時) (レス) id: 59b3bafa61 (このIDを非表示/違反報告)
たまち - 続きキター！これからも楽しみにしてます！ (2020年5月10日 23時) (レス) id: 2384b40b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぼ | 作成日時：2020年5月10日 23時
