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俺がそう言えば


「いや、大ちゃんはここで待ってて。俺が買ってくる」


慧の頼もしい声が返ってくる


「いや、俺が忘れたんだし。」


「弁当も作ってもらって飲み物も買いに行かせるわけに行かないから!」


慧はそう言って先手を打つように素早く立ち上がる。


確かに、俺が行ったらいろいろ時間かかりそうだしなあ、


「じゃあ、お願いします」


「任せて!お茶でいい?」


うんと頷く


「じゃあ、大ちゃんここ動いちゃだめだよ絶対!すぐ戻ってくるから」


慧は心配症だな


大学の中にそんな危険なものあるわけないのに


と少し苦笑しながらまた素直に頷く。


慧が俺の頭をぽんと撫でて、走っていく音が聞こえる。


そんな、急がなくて大丈夫なのに


慧がいなくなった途端、辺りが静まりかえったように感じる


ただでさえここ、大学の中でも人気が少ないとこだもんなーってぼんやり思う


暖かくて眠くなっちゃいそう


今日は日光沢山出てて眩しいなーって
少し目を細めたりしてみちゃったりして。


空の色は分からないけれど、光は感じられるから。


ふふんふんふん


少し気持ちよくなってきて鼻歌も歌っていると。


複数の足音と大きな話し声が聞こえて、慌てて鼻歌を中断する


と、足音も止まった。


なんか嫌な予感がするなあと思った束の間、案の定自分の目の前に複数の人の気配を感じる


「お兄さん可愛い顔してるね。今1人?」


声からでもチャラいなってわかる少し音域の高い声。

・→←君とナンパ



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ちゃん(プロフ) - 匿名さん» ご指摘ありがとうございました。普通にミスです、すみませんでした、、 (3月7日 23時) (レス) id: 596977d8b6 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - オリジナルフラグが立ってます.. 二次創作なのでオリジナルフラグは消した方がいいと思われます.. (3月5日 2時) (レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃん | 作成日時:2024年3月3日 20時

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