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呆れたような声で自称死神は首を傾けた。



、、、、こいつが本当に死神だとして。



どこに迎えるの。なんて聞けない。



大貴に覆いかぶさって死神を睨む。



「駄目です。大貴は渡しません。」



「あんたがどれだけ抵抗したってその子はもう寿命。それが嫌ならタイムリープでもするんだね。」


歌うように死神は言った。



「タイムリープ、?」



大貴の寿命。というのは考えたくもなくて、後半の部分が自然と俺の耳に引っかかる。


死神は困ったように唇をへの字にした。



「やっぱり、今のは無しで。とりあえずこの子のこと連れていく」



そう言って大貴の胸に手を伸ばす。



その手首を咄嗟に掴む。



てっきり俺の妄想だから掴めないと思ったのにちゃんと触れられる。



想像以上に死神の手首は細かった。



そのことにひるんでしまいそうになるけれど、逆にこれが妄想ではないという確信を持てた。



「詳しく、教えろ」



人生で1度も出したことの無いような低い声でそう言う。


いつの間にか涙は止まっていた。


死神は俺の視線にびくりとしながらも強い口調で言った。


「おすすめはしない」


「それでもいい。詳しく教えてくれ。」


なんだっていい。


俺の命を捧げてでも君の意識(こと)を取り返したいから。


どうせ、俺は実家だって出てきた。


もう失うものなど世界で1番愛しい君以外何も無い。

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ちゃん(プロフ) - 匿名さん» ご指摘ありがとうございました。普通にミスです、すみませんでした、、 (3月7日 23時) (レス) id: 596977d8b6 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - オリジナルフラグが立ってます.. 二次創作なのでオリジナルフラグは消した方がいいと思われます.. (3月5日 2時) (レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃん | 作成日時:2024年3月3日 20時

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