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いや、連れがいますって言おうと思うけれど口を開く前に男性が言葉を続ける
「俺たちと遊ぼうよ」
そう言って肩をガシッと掴まれる
「っ」
急すぎてみるみる自分の体が硬直していくのがわかる
嫌だ。怖い。
「はははっ。君、反応いいね」
「待って。こいつ目見えないんじゃね?なんか杖持ってるし」
「えー面白そう」
どこが面白いのかなんて聞くのも怖い
慧にはここを動くなって言われたけれど、逃げるしかない
「すみません。用事あるので。」
そう言って立つが、肩に力を掛けられ、すぐにすとんと座ってしまう。
「用事?そんなのいいじゃん。ちょっと俺たちに付き合ってよ」
きゃははは
煩い笑い声が俺の耳を支配する。
慧に、電話をかけようか。
だけど慧にまた迷惑かけちゃうな。
今日はついてない。
そうやって数分格闘していると、頬をツンとつつかれ、反射的にびくんとなってしまう。
「お兄さんほんと面白いね」
生暖かい息が俺の鼻にかかる。
距離が近い。
気持ち悪い。
突き飛ばしてやりたいが、余計めんどくさいことになるんだろうな
と半分諦めモードに入った時。
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ちゃん(プロフ) - 匿名さん» ご指摘ありがとうございました。普通にミスです、すみませんでした、、 (3月7日 23時) (レス) id: 596977d8b6 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - オリジナルフラグが立ってます.. 二次創作なのでオリジナルフラグは消した方がいいと思われます.. (3月5日 2時) (レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃん | 作成日時:2024年3月3日 20時