太陽と弾丸 Ⅱ (ページ5)

今日:39 hit、昨日:82 hit、合計:7,991 hit

・ページ5

arside

本部へ到着する

ym「裕翔さん、！！！」

ar「山田、運ぶの手伝って」

ストレッチャーを持って入口で待ってくれていた山田と共に診療所まで裕翔を運ぶ

cn「裕翔、？なんで、、、、」

裕翔の姿を見た瞬間いつも冷静な侑李が珍しく動揺している

cn「、、、出血量が多い。ざっと見て3発は撃たれてる。」

ym「そんなに、、？」

cn「、、、とりあえず１回2人とも出ていってくれない？今から手術するから」

侑李のいつもより更にきつい口調が裕翔の容態の危うさを表しているようで胸が苦しい。

黙って山田と2人で出ていくとき、慌てた様子で中に入っていく看護師とすれ違う

侑李が呼んだ助っ人か。

ym「裕翔さんは何故名前がバレたのでしょうか。あの裕翔さんがヘマするとは考えられないです。」

廊下のベンチに腰かけながら山田がそう聞いてくる。

ar「俺も裕翔がヘマしたとは思ってない。、、、、所属もバレたみたいだし。」

ym「、、、警察だってこともですか！？どうして、、、」

きっと山田も気づいてる。

だけど口に出すのが怖い。

本当はこれ以上考えたくもないけど。

更に被害を増やさないためにも話し合うしかない。