太陽と弾丸 Ⅱ (ページ2)

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ミントと銃弾ページ2

arside

慧の墓参りが無事に終わり、

家で1人で寂しく缶ビールを開けようと蓋に手をかけた時。

着信が鳴る。

、、、、、今23時だぞ。

こんな時間に誰だよ。

スマホの画面を見ると『中島裕翔』

、、、、どーせ侑李と呑んでるから来いって話だろ

ボタンをタップして通話に出る。

、、、、、予想と反して聞こえてきたのは途切れ途切れに話す裕翔の声だった。

yt「大ちゃ、、、、、、う、、、、れた」

ar「裕翔、？電波悪いのかなあ。全然聞こえねえ」

yt「撃た、れた。」

ar「は、、、、、？」

yt「名前も、バレ、た。」

ar「え、、、」

頭が困惑する

ar「今は、大丈夫なのか！？どこにいる！？今助けに行くから！！！」

yt「、、、、ごめんね。」

ツーツーツーツー

くそ！！！！電話が切れた。

とりあえず愛車に飛び乗り、裕翔のGPSの位置を確認する。

、、、、結構裕翔の家に近い場所みたいだ。

真夜中の道路を若干スピードを飛ばしつつ、Bluetoothで山田に電話する。

ar「もしもし山田？」

寝ていたのかほわほわしている山田の声が聞こえる

ym「せんぱぁい、？なんですかーこんな時間にぃ？」

ar「裕翔が撃たれたらしい。」