≠0 (ページ18)

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本当のことページ18

それからは怒涛の日々だった。

それからも時折大貴のことを思い出して辛くなることがあったけれど、薮や光、なにより双子が俺を励ましてくれたから1歩ずつだけど前へ進んでいけた。

そして気づけば大貴が亡くなって2年、
双子は5歳になろうとしていた。

いつものように晩御飯を食べ終え、ゆーりとりょうが遊んでいるのを横目に見ながら仕事をしていると

りょうが突然何かを思い出したように自分の部屋に行ってしまった

ゆーりはまるで俺と二人きりになるのを待っていたように話しかけてきた

cn｢慧にい、、、、？｣

｢んー、ゆーりどしたあ？｣

cn｢、、、、、パパは、死んじゃったの、？もう会えないの、？｣

「、、、、、、、急になんでそう思ったの、？」

cn「幼稚園で人が死ぬ映画観たの。」

どんな映画を見させてるんだあの幼稚園は。

これは苦情をいれてもいいのでは、、笑

急にゆーりに聞かれて驚いたが、自分が想像していたより俺は冷静だった

ゆーりは昔から勘のいい子だったし。

そろそろ聞かれるんじゃないかなあって覚悟はしていたから

質問に答えようと口を開いた時りょうがプリントをもって走ってくる

「慧にい！！！！今度幼稚園でね保護者参観あるんだけど、これにはパパ来てくれるかなあ、？」

とてつもなくタイミングが悪い。

｢、、、、、、ちょっと2人に見せたいものあるんだけど一緒に見てくれる、？｣