一番星と真実 ページ27
ymside
定例会が終わり各々仕事に戻る。
「僕はもう帰ります。」
「はーい、おつかれ侑李。」
知念先生はもう帰るみたいだ。
本当は俺らも帰っていいんだけど、みんなやりたいことがあるようで残ってる
かくいう俺も調べたいことがあった。
俺が過去に見た一家襲撃事件。
あの家族のことで定例会中思い出したことがある。
家族が施設に挨拶に来た時、夫婦が警察官だと言っていた気がするのだ。
職場結婚かーなんて思った記憶がある。
今更だが、あの事件のことが急に気になって仕方ない。
警察官ならデータベースにきっと記録があるはずだから。
あの家族、、、苗字なんだっけな、、、、、
珍しい苗字だったはず。
3文字で、、、、、
そうだ。
伊野尾だ。
伊野尾
そうデータベースの検索ボックスに打ち込みEnterキーを押す。
ヒットしたのは、、、、、3件。
あの夫婦以外にも居るのか。
スクロールして3人の名前を確認する
『伊野尾〇〇』
この人は、生年月日的にあの父親だろうか。
『伊野尾△△』
この人はきっとあの母親だろう。
1つづつクリックして確認する
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作者名:ちゃん | 作成日時:2023年12月13日 19時