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｢雄也さん、今日はお仕事がない日ですよね？｣
｢うんそうだよ
今日はケイもゆっくり休みな！｣
｢ありがとうございます。
俺、雄也さんにひとつ聞きたいことがあるんですけど、。｣
｢珍しいな。どうした？｣
｢俺、、、
雄也さんが笑っているのを見ると身体の温度が上昇したり、
雄也さんが涙を流しているのを見ると、俺の水分メーターが少なくなったりするんです。
これはどうしてでしょうか、？
故障なのでしょうか？
故障だとしたら雄也さんは俺を棄ててしまいますか？｣
、、、、、、、、それは『感情』じゃないか。
アンドロイドが、、、？
有り得ない。
けれど俺を見つめるケイの瞳は真剣で冗談を言っているようには見えない。
｢故障しているんじゃない。
それは、、、、『感情』だよ。ケイ。
人間が持っているものだ。
俺はお前を捨てたりしないよ。｣
｢『感情』、、、、。
人間が、、、、、、｣
ケイは酷く困惑しているように見えた。
話さない方が良かったか、？
｢アンドロイドは『感情』を持てないと教わりました。
だけれど俺は『感情』を持っている。
人間でもない。アンドロイドでもない。
では俺は一体何なのでしょうか、？
俺が雄也さんに抱いているこの『感情』の名前はなんなのでしょうか、！？｣
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作者名：ちゃん | 作成日時：2023年12月1日 15時
