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俺の部屋の幽霊さん ページ22
慧(17) 侑李(15)※病み表現微有
俺には幽霊が視える。
幼い頃それを友達に言うと「慧くんは絵本の中で暮らしてるんだ!!この世界の人じゃないね!!」と散々いじられてからは誰にも言ったことはないが。
両親だけは俺のこの能力を嘘だとは言わずに受け止めてくれた。
「私たちの先祖は神主さんだったらしいから隔世遺伝かしらねー?」なんて言ってたな。
どこか抜けてる両親だったから。
まあそんな両親も5年前事故で呆気なく亡くなったのだが。
事故で両親が亡くなったあとも俺は別に悲しくなかった。
きっと2人は幽霊になって俺に逢いに来てくれるだろうから
そんな俺の願いが叶うほど現実は甘くなかった。
5年経った今でも両親が来てくれる気配はない。
「ねえねえいのちゃん!!何ぼーっとしてるの!!熱でもあるの!!?けどあるようには見えないしなあ?じゃあ一緒に遊ぼうよ!!!」
俺に視えるのはこんな変な幽霊ばっかり
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作者名:ちゃん | 作成日時:2023年12月1日 15時