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段々明るくなってく声のトーンに安堵しているとどうやら交番についたようだ。
お巡りさんに事情を説明するとお巡りさんが裕翔くんの家をご存知だったみたいで母親に連絡してくださった。
母親もそれはそれは心配して旦那に連絡して裕翔くんのことを必死に探していたみたいだ。
もう少しすれば再会できそうだからここらで俺は家に帰ることにしようか。
｢裕翔くん寂しくなったらここに電話してね｣
いつも持ち歩いてる非常用カードを手渡す
｢おにいちゃんありがとう！！おにいちゃんみたいになれるようにぼく頑張る！！また今度あおうね！！！やくそく！！！｣
そう言って小さな手が俺の指に触れる
｢ゆびきりげんまんだよ？｣
今彼が満面の笑みだといいなと思いながら俺も握り返す
｢そうだね ゆびきりげんまん｣
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作者名：ちゃん | 作成日時：2023年12月1日 15時
