きみのとなり。

DAY3 ページ4

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いくら極度の人見知りでも、ずっと一緒にやってい ければいつかはそれがなくなる。


だいちもたなっちも、ともたかとだって最初はあんな感じだった。

私が慣れるまでには一週間くらいかかるけど、でもみんなはそれを許して温かく見守ってくれた。




『ようへいくん、Aと仲良くなれるまで待ってるよだって。 焦んなくていいってさ！』



あの日の後、だいちにそう声をかけられた。


でもそれからもう1週間がたって、少しはようへい君と話せる気がする。

いつもは彼から話しかけてくれるけど、今日ならいける、多分…、、探してみよ。




編集部屋のドアを開けると、そこには
黒いソファーに横になって寝ているようへい君がいて


"なんだ、、寝ちゃってるのか。"




ちょっと悲しいけど、まあいいや。次、頑張ろ。

そう思いながら無意識に彼の寝顔を見てると、昔のはじめと重なるものがあった。






なんか、、、はじめに似てる？笑

なつかしいな。









『ただいまーーーーー！！！！！！A〜？来てーーー！、、あっ！はやくはやく！！！！笑笑』






「あーーー！もう、今行くよーー！！！」




ったく、
いつからだろう。



そうやって私の名前を呼ぶはじめの姿に心臓が締め付けられる痛みを感じるようになったのは。

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