はめふら クラエス家の妹はアラン・スティアートの婚約者！？

３話です… ページ5

……きっと…お姉ちゃんとお兄ちゃんは優しいから探しているんだろうな…
でも…ここなら見つからないはず…だって、ここは、お姉ちゃんとお兄ちゃんがなかなか来ないところだもんね……

？「…おい！お前カタリナの妹か？」

えっ！？だれ……

「……は…はい…」

？「カタリナ達が探しているぞ？…俺はアラン・スティアートだ！」

アラン様？

「…アラン様…私は……アリス・クラエスです…」

ア「アリス…なんで、こんなところにいるんだ？」

「…………」

この人に、言ってもいいのかな？言ったらまた、化け物って言われる？それは、もう…嫌だ！……どうしよう……

ア「おい！聞いているか？」

「……は…はい…」

ア「なんで、みんなのところに行かないんだ？」

「……私は、化け物です…周りと違い運動神経が高いから…だから、アラン様も私と関わらないほうが、いいですよ……」

……やっぱり、この人も……言わなきゃよかったかも…

ア「…なんだ、そんなことか…」

えっ！？…

ア「そんなの、個人の差だろ？別に俺は化け物なんて、思わないぞ？」

そんなこと、言ってくれるの…家族以外で初めてだ…うれしい…

ア「……え！俺なんか、余計なこといったか？」

「何でですか？」

ア「だって、泣いてるぞ…」

「えっ！？」

気づかなかった…私は泣いていた…

「…すっ…すい…まっ…せ…ん…」

泣き止まなきゃ…

ア「なんで、あやまるんだ？泣きたいときは泣けばいいだろ？」

泣いてもいいの？…

「｡:ﾟ(;´∩`;)ﾟ:｡本当は、…ずっと…さびし…かった！わ…私だけ、化け物あつかい…さ…されて…」

ア「……もう大丈夫だ…」

そう言って、アラン様は私が泣き止むまでそばにいてくれた…

「…アラン様…ありがとうございます(^^)少し、頑張れる気がします…」

ア「……そっ…そうか…よかったな(^_^)／／／」


「／／／」

あれ？何でだろう？顔があつい…
…あ！お姉ちゃんが探していたということは、婚約者の方が来てるのかな？……婚約者…何でだろう？アラン様がいいって思うのは…まぁ…そんなことありえないよね…

「あの！すみません…そろそろお姉ちゃんのところに行かないと…」

ア「あぁそうだな」


カ「……あ！！アリス！！よかったぁぁ心配したんだからね！」

キ「本当に無事でよかったです」

「はい…心配かけてごめんなさい…」

カ「…あれ？そういえば、アリスあなた…私達以外の人がいるのに平気なの？」

キ「…あ！たしかに…」

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