正反対の私と君【呪術廻戦】【五条悟】 (ページ3)

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第三話ページ3

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それから少女はすくすく育った。術式も扱えるようになった。

術式は想像。想像したものが現れるのだ。それに、術式を創ることができる。正にチートだ。もう一回言おう。チートだ。

それから少女の紅い目の正体は千里眼。相手の動きを予知できるすごい目だ。

チートだ。

学問や生活態度、全てにおいて優秀だった。

小学校は、賞を何回も取り、児童会長を務めた。

中学校は、成績は全てオール5を取った。小学校に続き、生徒会長を務めた。教師から、他の生徒からも信頼が厚かった。

しかも、中学校在学中に特級になっている。

そんな子が宗教校に入学するなんて聞けば、百人中百人は

「は？」

と、答える。夜蛾もその一人に入っていた。

呪術師はいつ死んでもおかしくないからだ。その道を少女は選んだ。

夜蛾は一瞬悩んだが少女が選んだことだ止めるわけにはいかないと思い、許可した。

そして、今日は東京都立呪術高等専門学校に入学する日だ。

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