第十話 ページ11
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水族館に入って見えるのは大きな水槽だ。大きい魚から小さい魚まで沢山の種類が泳いでいる。
「うわぁ、すっげぇ〜!」
この五条の様子を3人からしてみると、ドラゴン〇ールの孫〇空みたいである。それか、大きな子供だ。
「悟、走っちゃダメだよ。」
五条を注意する夏油の姿は完全にお母さんだ。お母さんだ。(二回目)
「夏油君ってたまにお母さんに見える。」
「めっちゃわかる。」
二人は夏油に聴こえないように話している。
「五条君、はぐれないように一緒に行動しようね。」
「迷子になられたら困るからね。」
「傑とAは俺の父親と母親かよ。」
「(私には傑とAが夫婦にしか見えんけどな。)」
五条のストッパー役である二人は完全に夫婦にしか見えない。
「私は五条君を育てた覚えはないよ?」
「私だって悟みたいな不良は知らないよ?」
「不良って(笑)」
確かに、五条はたまに不良っぽいところがあるので確かに不良と言えるかもしれない。
「よし、これからパパとママって呼ぶわ。」
「「やめて。」」
茶番だ。この会話は頭を空っぽにして聞かないといけない。いや、聞かなくてもいい。
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作者名:adj | 作成日時:2022年4月23日 16時