今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:1,472 hit
小｜中｜大
キミは ページ7
Aサイド
ボクは、屋上に来ている・・・。
授業を終えてすぐ、
ボクは逃げるように教室から出た。
A『何で、弱いんだろう・・・？』
子供の頃からそうだ・・・。
髪をからかわれる事が嫌で、
いつも隅っこに隠れていた。
家族とは違う髪の色が嫌で・・・
人と関われないのを髪のせいにしてる自分が嫌い・・・。
A『どうしたらいいんだ・・・。』
ふと空を見る。
空を眺めるのは、昔から好き・・・。
歪んだボクを、優しく包んでくれているようで・・・。
A『空になりたい・・・。』
大きくて、優しい空に。
仁王 『綺麗じゃのぅ、その髪・・・。』
A『っ・・・！？』ﾋﾞｸｯ
仁王 『・・・。』ﾆﾔ
ねぇ、キミは覚えてる・・・？
ボクは今でも覚えているよ。
キミは・・・
こんなにも歪んだボクを、
空だと言ってくれたね・・・。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：置物娘OLDCODEXにハマりかけ x他2人 | 作成日時：2018年3月24日 17時
