空に恋したペテン師 (ページ5)

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仁王ページ5

Aサイド

フードを取られそうになった時・・・。

教師A 『大変ですっ、川島先生！』

川島『どうしました？』

教師A 『先生の車に落書きされてます！』

川島『えっ！？』

A『っ・・・。』

川島『話は後だっ・・・！』ﾀﾀﾀｯ

先生は、どこかへ行ってしまった・・・。

A『・・・。』ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

教師A 『うまくいったナリ。』ﾆﾔ

A『あ、あのっ・・・。』ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

教師A 『もう大丈夫じゃ、転校生。』ﾍﾞﾘｯ

A『あっ・・・。』

そこにいたのは先生ではなく、

さっきぶつかった銀髪の少年だった・・・。

仁王『大丈夫か・・・？』

A『・・・。』ｺｸﾝ

仁王『そうか・・・。』ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

優しく頭を撫でられた・・・。

川島『全く！落書きなんか無いじゃないか・・・！』

A『・・・。』

川島『仁王っ！何してるっ・・・さっさと教室へ行け！』

仁王『プリッ・・・。』ｽﾀｽﾀ

A『仁王・・・。』