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ねだる甘い声 ページ8

適当な理由をつけて服を脱がせて、いざ抱こうと後ろに指を突っ込むと、すんなり入った。
解していくと、痛がるそぶりも見せず、気持ちよさそうに声を上げて。


「もしかしてさあ、同居人って男?」

「ふぁ、ぁん……っ、あ、」


喘ぎながらこくこくと頷くから、舌打ちをした。そう、もう手つけてあるのね、この人。


「じゃあ遠慮いらないね」


指を抜いて、突っ込むと、喉をそらして欲を飛ばす。それを指ですくって伊野尾さんの口に突っ込むと、伊野尾さんは、蕩けた顔で俺のその指を舐め始めた。


「慣れてんね、ムカつくわ、ちょっと」

「んんっ……は、やまださん、だって、」


余裕そうに笑みを浮かべるのにまた苛立って、思い切り腰を打ち付けた。


思った通り、伊野尾さんは魅力的な人で、
そしてその魅力は多分、やぶって人に、作られたもの。


あーあ、こんなに綺麗じゃ、盗りたいって思うのも仕方ないよね?


「……けーい、」


名前で呼ぶと、後ろがきゅっと締まった。
はは、と思わず口から笑いが溢れる。


リスキーなことをしている自覚はある。
本性さらけ出して抱いて、会社で何か言われたら正直どうこうできる気はしない。
でも、抱かれ慣れている伊野尾さんを抱いて、この人はきっと、俺の本性を口外しないだろうと思った。


なあ、だって、こういうリスキーなのさ、好きだろ?


「ねぇ、もっと……」


ねだる甘い声、仕方ないな、と応える俺。
楽しい、もっと支配したい、もっと、もっと。

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JUMP の虜♪ - すごく面白いです(*≧∀≦*)更新頑張ってください!! (2019年1月6日 23時) (レス) id: 5a3b5569f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:酢雨 | 作者ホームページ:___  
作成日時:2019年1月6日 23時

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