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お兄ちゃん１０ ページ11
ま「じゃあるすくんとAちゃんは同じ大学でバンド組んでるってこと？」
状況を話し終えたところでやっと冷静になってきた
『それで、光くんは歌い手のluzさんってこと？？』
光くんはコクっと頷いた
る「そうやな」
世の中というのは狭いものだ
ま「あとAちゃんはそらるさんの妹さんだよ」
うん、世の中狭いな
まふくんがコントローラーをもう一つ用意している
る「え！そうなん！……言われてみれば似てるかも」
光くんが私の顔をじっと見る
色が白いとことか似てるかも...とかぶつぶつ言っている
『光くん...ちょっと顔...近い////』
目の前にある端正な顔と、光くんから香る甘い香水の匂いに耐えきれなくって
光くんの肩を押して距離をとる
る「あ！ごめんごめん」
一方の光くんはしれっとしている
(私だけ火照ってっちゃって恥ずかしいな〜)
頬をパンパンと叩いて顔の締りを戻す
ま「ゲームの続きやろー」
手招きをしているまふくんの元へ戻り、３人でゲームを始めた
...
...
...
しばらくゲームをしていると
２人は大盛り上がりなのだが
私はなんだか眠くなってきてしまった
んー...もうだめだー
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作者名：桜田サクラ | 作成日時：2017年2月10日 19時
