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「……ぁ、……なぁとやさん、聞いてる？」
Aと女子クラスメイトのわちゃわちゃをしばらく眺めていると、左肩が誰かに叩かれた。
振り向くと、綺麗な金髪に甘い目元をしたあいつがいた。
｢ちゃんと聞いてますよ。なんですか……って、え？｣
｢ピーッス！！おはようございますとやさん！｣
｢……ぇ、は？｣
なんでこいつがここにいるんだ。なんでそもそも学校に入って来れて……あ、そっか。今日文化祭だから一般解放してるんだうちの学校…
｢いやーとやさんのクラス玄関から遠いんスよね〜疲れましたよ〜｣
｢お前おじいちゃんかよ…｣
『…あれ、ガクさん！？』
｢あ！Aさんじゃないッスか！ピーッス！｣
『ピーッス！！』
｢メイド服なんスね〜！いいっすねぇ青春って感じで！｣
メイド服=青春なのか？こいつの頭の中では。
『あ！それより、ガクさんだってご主人なんだからお迎えしなきゃ！
…ゴホン、お帰りなさいませご主人様！お荷物お持ちいたしますね、こちらへどうぞ！』
｢おー！結構本格的ッスねぇ！とやさんはその感じだと厨房係見たいな感じスかね、まぁ頑張ってください！とやさん！｣
｢おう…｣
ニコニコしたAはガクくんの接客を終えたあと、すぐにオーダーを取りに行ったり他の客の迎えで忙しそうにしていた。
…僕も働くとしよう。
−−−−ー−−−−
『いやぁ…忙しかったね…』
｢まだ午後もあるんですからね｣
僕らのクラスは時間交代制で休みを貰うのだが、運よく一番混むお昼時に休憩を貰えたので、Aと一緒に他クラスの出し物を見て回っている。
『ずっと立ちっぱで足ふらふらなんだが…』
｢僕もパンケーキを焼くだけの機械と化してました｣
『座ってなんかお昼ご飯食べようよ。お腹すいた』
｢そうですね…何にしましょうか｣
『あれどう？たこ焼き！あぁでもクレープでもいいなぁ…』
｢クレープってご飯なんですか？｣
今時の女子高生のご飯とおやつの違いについての疑問を出すも、Aは目先にある食べ物の欲望のまま揺れ歩いているので、多分聞こえてない。
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^_^ - 続き読みたいです！！！ (8月29日 21時) (
レス) id: 44ae92db52 (このIDを非表示/違反報告)
しょーゆ - 最近見つけて一気に読み進めました。とっても面白いです。更新いつまでも待ってます！ (7月20日 22時) (レス) @page22 id: 3bdb915083 (このIDを非表示/違反報告)
ふうり - ツンデレな剣持さんがたまらないです!!!続き待ってます‼ (2023年3月24日 23時) (レス) @page21 id: 260b9b0075 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - こんなにも素敵な剣持の夢小説を初めて読みました、、続きも待ってます、、！！ (2023年2月16日 22時) (レス) @page21 id: ce274380b7 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - 続き待ってます🥹 (2023年1月31日 1時) (レス) @page21 id: 4c3ddc0209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はっぱ | 作成日時：2022年2月23日 19時
