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(6)永瀬side ページ20
お風呂に入り、ベッドにゴロンと寝転ぶ。
そしてふと思い出す。
『もし、俺が実は女でしたーなんて言ったらどーする？』
…(名前)にそう言われて、一瞬まじめに考えてしまった。
人見知りな俺にしては、たった一ヶ月でここまでかってくらい(名前)と仲良くなった。
…と言っても、ケンカもするけど。
でも最近はよく一緒におるし、一緒におって楽しい。
茶化して「笑う」なんて答えたけど、
「…笑えんわ」
もし(名前)が女やったら…
「やめよやめよ」
そんなことありえん。
頭にぽっと思いついたことを振り払うように、頭を振る。
…でも、なんで急に聞いてきたんやろ。
なんて思いながら、俺は眠りについていた。
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作者名：みー | 作成日時：2015年3月4日 0時
