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5話 ページ6

ドアを軽くノックする。


「甘利さん。いらっしゃいますか?」


すると、ガタガタと何か物音が聞こえ、

「ああ。Aじゃないか。どうしたんだ?」

と甘利さんが顔を出した。

「あの、ちょっと相談があるんですけど……今お時間大丈夫ですか?」

すると甘利さんは

「ああ。いいよ。入って。」

と言って部屋のドアを開けてくれた。


「失礼します。」

甘利さんの部屋に入るのは初めてだった。

「そこに座って。」

と言って椅子をすすめてくれた。

「ありがとうございます。」

私はお礼を言って、椅子に腰掛けた。膝の上に写真立てを置く。少し俯きがちに床を見ていると、

「で? 相談って何?」

甘利さんがいつもの笑顔で尋ねてきた。

「実は……




私は話しはじめた。



ーーーーーー涙はまだ、私の目から1粒もこぼれていなかった。この時の私はまだ、どこかでそんなことは無い、と信じていたのかもしれない。





ーーーーーーーーーーー
話の内容は次回に回させていただきます!
変なところで切ってしまって申し訳ありません<(_ _)>

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作品ジャンル:恋愛
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葉乃(プロフ) - 野崎さん» 質問いただきありがとうございました!この作品を振り返るいい機会とさせていただくことができました。次作、ネタが思いついたら書かせていただきたいと思いますのでその時は宜しくお願い致します。 (2016年10月28日 19時) (レス) id: fbe039a0ee (このIDを非表示/違反報告)
野崎 - 葉乃さん» そうでしたか…それでこそD機関って感じで痺れます。ありがとうございました!次作もあれば楽しみにしてます!! (2016年10月28日 2時) (レス) id: a382114b2a (このIDを非表示/違反報告)
葉乃(プロフ) - 野崎さん» 続きです)スパイとして活動をする上で、手持ちの駒は少しでも多い方がいい。というスパイの冷酷さと、スパイとはそういうものとは知りながらも信じてしまった夢主さまの人間らしい、そんな様子を描いた場面になります。 (2016年10月27日 20時) (レス) id: fbe039a0ee (このIDを非表示/違反報告)
葉乃(プロフ) - 野崎さん» 冷たい言い方をした理由、ということでよろしいでしょうか?単純に、自分に好意を寄せている人ほど利用しやすい、という理由です。甘利は優しい一面があるが故に内に冷たい感情を秘めているのでは、という私の想像を全面的に出したシーンです。 (2016年10月27日 20時) (レス) id: fbe039a0ee (このIDを非表示/違反報告)
野崎 - 連載お疲れ様です!質問なんですが…20話の甘利がああいう言い方をしたのには他に理由があるんですか? (2016年10月27日 10時) (レス) id: a382114b2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葉乃 | 作成日時:2016年6月18日 13時

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