３３*船の中で見つけたのは。 ページ36
と、ここでゴンの方に目をやる。すると彼らは彼らで上手くやっていて、かなりの量のお宝が見つかっているみたいだ。
そこに近づいてきたのはトンパ。どうせ悪巧みでもしてるんだろう。……どうやら、お宝があると嘘をついてゴンを遠くに行かせてる間にお宝を奪おう、って算段らしい。
しかしゴンと同盟を組んでいたキルアがトンパを阻止。しかもゴンは本当に沢山のお宝を見つけてきたみたい。
「疑って悪かったな！」
キルアはそう言い残し、ゴンと一緒にお宝を取りに行った。
それから後レオリオとは一旦別れて、私とクラちゃんはとある舟を探索していた。
この船、なんかどっかで見た事あるんだよなぁ……。
「なぁ、A」
「ん？」
「今回の休憩について、何か聞いていないか？恐らくこれも試験の一貫だろうとは思うが……」
「あー……」
まぁ、そうなりますよねぇ。
「ああいや、話せないなら良いんだ。ただ、もし本当に休めるのなら、お前と……」
そこまで言いかけて口をつぐむ。私が無言で言葉の続きを待っていると、少し躊躇いながら呟くように言った。
「……お前と少し話がしたい……と思ってな。……まあ、気にしないでくれ」
「……？うん、別にいいけど……」
何をそんなに躊躇うのだろうと、クラピカからすっと目を逸らして思案しようする。と、その目線の先に見覚えのある箱を見つけた。
「クラちゃん、あれ……！」
彼の返事も待たずに飛び出し、机の上に放置された長方形の小さな箱を手に取る。そしてそこに描かれていた文様を見て即座に確信した。これは、クルタ族のものだ。
「どうしたんだ？A……」
不思議そうな顔を浮かべながら駆け寄ってくる彼の衣装には、手元の箱と似たような柄が入っている。
「はい、これ」
お宝かもね、とクラちゃんに箱を渡す。すると彼はわかりやすく表情を固くし、慎重な手つきで蓋を取った。すると、そこには特徴的なデザインの首飾りが入っていた。
「これは……。……クルタ族のものだ、間違いない」
すぱっと宣言してみせるクラちゃんに、私はぱちぱちと小さく手を叩いて賞賛した。
「流石、自分の民族が作ったものはちゃんと見抜ける、って訳だね」
「ああ」
褒められた事が嬉しかったのか、満足気に頷いてみせるクラちゃん。しかしその後すぐに訝しげな顔で問いかける。
「しかし、なぜAは私がクルタ族だと知っていた……？私は、お前に一度も話した覚えはないのだが……」
……あ、やばい。
３４*必死で言い訳を考えます※修正しました→←３２*お宝探し、開始です
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ライブラ(プロフ) - にゃこさん» 夏ちゃんは私のって認めたかな？にゃこちゃん？今の暇持て余した私がアイチなんて描いたらカオス必至だよ… (2015年6月8日 20時) (
レス) id: c52f1f8b7b (このIDを非表示/違反報告)
にゃこ(プロフ) - 近江 文月さん» いるけど何か (2015年6月8日 20時) (レス) id: 969d7b2c69 (このIDを非表示/違反報告)
近江 文月(プロフ) - にゃこさんいる！？もういない！？(感想じゃない←) (2015年6月8日 20時) (レス) id: 98c8ac3918 (このIDを非表示/違反報告)
にゃこ(プロフ) - ライブラさん» りーさんのけーちー ぶーぶー 駄目だよ何言ってんの描くんだよ (2015年6月8日 20時) (レス) id: 969d7b2c69 (このIDを非表示/違反報告)
ライブラ(プロフ) - にゃこさん» いや、もとは私のだし。最初お前シェイドに何の興味も示さなかったし。その時から、愛してあげてた私のもの。シェイド系は皆私のもの。にゃこちゃんが描くなら私描かなくていいよねやった。 (2015年6月8日 19時) (レス) id: c52f1f8b7b (このIDを非表示/違反報告)
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