１２*飛行船から降りて来たのは ページ12
「あ、ぼ、僕はちょっと向こうに用事が……」
ヤバい、二人一緒に居たら尚じっちゃんにバレ易くなっちゃうよ……！！
ドオン！！
「何だよあのジイさん……」
「あっ、キルア待ってよ！！ほら、レオもライトも早く！！」
キルア以外にも、皆して会場の外に飛び出した。
そしてゴンに腕を掴まれた僕達も当然例に外れる事は無く。
無事、外に引き摺り出されました。
「あーあ……」
「仕方ねぇか……」
もうここまで来ちゃあ勘弁するしか無いな。張り切って怒られよう。
そして、やけに緊張してるメンチとネテロのじっちゃんは話を進めて行く。
その時のじっちゃんの視線がメンチの胸辺りに注がれていたのは、多分気のせいじゃないだろう。
「――その方がテスト生も、合否に納得がいきやすいじゃろ」
そういえば、アイツ……２５５番がいつの間にか立ち上がってるし。まぁ死んじゃいなかった訳ね。
「そうですね、それじゃ」
「じゃがその前に……」
「はい？」
いきなりメンチの話を遮ったかと思えばこっちを見た。
あ……これってバレちゃってる感じかな？
「そこに紛れてるハンターのお二人にも実演してもらう代わり、今回の試験の見学を許してやるとするかの」
じっちゃんの言葉にざわめく受験者達。
「へえっ！ハンターかぁ！誰なんだろーっ」
その、あまりにも無邪気なキラキラとした目でこちらを見詰めるゴンに、何と答えたら良いかさっぱり分からなかった。
ごめんね、それ僕だわ。
「Aにリーガ−？分かっとるから出て来い」
「……はーい」
「やっぱネテロの目は誤魔化せねぇのな」
とうとう僕達――いや、もう変装の必要は無くなったし私達――も観念して両手を挙げ、じっちゃんの下へ向かった。
「あ、あいつらだったのかよ！！」
「ああ……やはりな」
「どーりで人と違う雰囲気持ってると思ったぜ」
「お、驚いたぁ……」
どうやら、後ろでは「全く知りませんでした組」と「何となく気付いてました組」に分かれたようだ。
ちなみに、他の受験者達も大半が前者だけど、ほんの少しだけ後者の奴がいたらしい。
……ふうん、これは面白い。
１３*変装前とのギャップが激しいそうで。→←１１*え、何ですかこの合格者。
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ライブラ(プロフ) - にゃこさん» 夏ちゃんは私のって認めたかな？にゃこちゃん？今の暇持て余した私がアイチなんて描いたらカオス必至だよ… (2015年6月8日 20時) (
レス) id: c52f1f8b7b (このIDを非表示/違反報告)
にゃこ(プロフ) - 近江 文月さん» いるけど何か (2015年6月8日 20時) (レス) id: 969d7b2c69 (このIDを非表示/違反報告)
近江 文月(プロフ) - にゃこさんいる！？もういない！？(感想じゃない←) (2015年6月8日 20時) (レス) id: 98c8ac3918 (このIDを非表示/違反報告)
にゃこ(プロフ) - ライブラさん» りーさんのけーちー ぶーぶー 駄目だよ何言ってんの描くんだよ (2015年6月8日 20時) (レス) id: 969d7b2c69 (このIDを非表示/違反報告)
ライブラ(プロフ) - にゃこさん» いや、もとは私のだし。最初お前シェイドに何の興味も示さなかったし。その時から、愛してあげてた私のもの。シェイド系は皆私のもの。にゃこちゃんが描くなら私描かなくていいよねやった。 (2015年6月8日 19時) (レス) id: c52f1f8b7b (このIDを非表示/違反報告)
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