5時間目 親子の時間 ページ5
カルマ「おじさん元気〜？」
『うん、元気だよ。そっちのおじさんは？』
私達が言う『おじさん』は単なるおじさんじゃない。きちんと血の繋がったおじさんだ。
あと、私とカルマは、従姉弟にあたる。
簡単に言えば、私のお父さんとカルマのお父さんが兄弟。そういうことだ
あともう一つ、カルマのお母さんと理事長が兄妹だ。
最近になって発覚した事は、学秀のお母さんと莉桜のお母さんが姉妹だったこと。
だから、カルマと私は顔が、カルマと学秀と私は身長がほぼ瓜二つだ。
学秀と莉桜は遺伝子が近いせいか、二人とも髪の色が薄い。
ネンザンながらも、身長差は13�僂澄�
よく歩いていると双子のペアと間違えられるが、フツーに考えて全員こんなに顔が出来ている
双子は居ないだろう。隣の二人のファンクラブ会員もついてるし。
しかも、私だって一応女の子だ。中3で身長172だぞ？私が他人だったら、
カルマ=高3 学秀=高3 私=高3 莉桜=高3とかで生徒会長とその他役員(モブ含む)とかだと思うぞ？
カルマ「ね〜え〜言葉〜。今日泊まってってもいい？」
『え？服は？』
カルマ「持って来てまーす」
『え？また？昨日持って帰ったよね？何日分持って来たの。』
私達の親はトレーダーで旅してる。だから1年のうち20日ぐらいしか家に帰ってこない。
私達は1人暮らしみたいなもんだから、危ない。
一応王宮ぐらいの建物だけど。
親にも、
『キミ達、一緒に住んで。ごめんね、カルマ君。まだ子供だからさ、言葉は』
って言われてるし。その時のカルマの嬉しそうな笑顔に、気付いてればよかった。
よくよく考えれば、中3だ。男なら一度は考えるだろう。女の子と一つ屋根の下だって。
私だって一応発育は良い方だ、矢田ちゃんぐらいはある。
ここまで言えばいい？襲われるって。
カルマ「わかるでしょ。1年分だyよ」
何なんだコイツ、殴られても喋り続けるとか。ギャグ漫画以上の回復力なんですけど(汗)
斉木も笑ってしまうomg
のび太くーん！この人お手本だよ！治り速すぎ！
『わーったから、静かにしててくれ！』
私は頭を抱え込む。
こうして私達の1日は終わる……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えまのん@中二半 | 作成日時：2018年11月5日 18時
