かつての面影 ページ9
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の勤める図書館には特殊な過去がある。
それは「錬金術」といったものであった。
その「錬金術」の面影は今も日常に溶け込み残っている。
例えば触ってはならぬときつく言い聞かされている本棚、町の者の話、やたらと多い空の私室。
その他たしかに大勢で暮らしていたであろう爪痕がある。
しかし私は錬金術のことを何も知らない。いや知らないというよりは知らされていない、だろうか。
そして司書室の片隅で見つけた古ぼけた写真。
年若い女性の周りを囲むようにして立っている青年達。
場所はきっと中庭の桜の木の下だろう。
花見でもしていたのだろうか、後ろには宴の名残である弁当箱や酒などが乱雑と置かれていた。
最近、数多い私室の一つから古い原稿用紙の束を見つけた。
読んでみると所々明らかに筆跡や文体が違う。合作、とやらだろうか。「司書」や「ネコ」、「館長」など複数の人物の名がでており、特に「司書」の描写はとても丁寧で多かった。どれもすごく文章が上手であった。
どうしてもフィクションのように思えず、近隣の方に聞いてみた。やはり昔はこの図書館に大勢の青年が住んでおり、何をして暮らしていたのかは不明で、あるときぱたりと見当たらぬようになったらしい。
やはり本当のこととなるといても立ってもいられずに図書館の中を探してみる事にした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しばらく更新をしていなくてすみませんでした！これからは順調に進みたいと思っています！
あとこのお話は長くなりそうな予感がします...
終わり←まさかの学パロ
ラッキーアイテム
アルコールランプ
ラッキー作品
走れメロス
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カノカ - リクエストありがとうございます！頑張ってみます。 (2018年5月24日 0時) (
レス) id: 04863c8e77 (このIDを非表示/違反報告)
藤村先生のアホ毛になりたかった - あの、リクエストいいですか？よろしければ梶井先生お願いできますか？ (2018年5月23日 15時) (レス) id: c392d9b03c (このIDを非表示/違反報告)
カノカ - コメントありがとうございます！藤村先生かわいいですよね！あのかわいさは世の理かと思います。最近更新できていないですが、更新頑張ります！ (2018年5月6日 18時) (レス) id: 04863c8e77 (このIDを非表示/違反報告)
藤村先生のアホ毛になりたかった - はあぁぁ、とーそん先生ぇぇかわいいよぉぉ！はぁ。藤村先生可愛かったです！これからも頑張って下さい！ (2018年5月4日 23時) (レス) id: c392d9b03c (このIDを非表示/違反報告)
カノカ - ありがとうございます！リクエスト、了解です。頑張ります。 (2018年4月7日 13時) (レス) id: 04863c8e77 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カノカ | 作成日時：2018年4月5日 21時
