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康「結構酔ってるやん。そんな楽しかったん?」
キッチンに水を取りに行く。やば、今ちょっと拗ねたみたいな言い方になったかな。
「うーん楽しかったよ〜。久しぶりだったし!」
「でもねー、友達が彼氏のノロケばっかだからこーじに会いたくなっちゃった〜」
康「っ、そうなんや」
「そう!だから今日帰ってきてこーじいるのうれしいの」
よかった、彼女がクッションに顔を埋めてくれていて。きっと今、勝手に上がる口角を必死で押さえて変な顔になってる。俺の知らないとこで楽しそうにする彼女を想像してモヤモヤしてた気持ちはいつの間にか吹っ飛んでいた。俺の知らない空間でも俺のこと想ってくれてたんやって。俺って単純やな。
「私の彼氏だってかっこよくてかわいくておもしろくてスタイルいいもんね」
康「その彼氏にそれゆうてどうすんの」
「それにおしゃれで運動神経よくてやさしくて」
康「彼氏に彼氏のノロケしてるやん」
「こうやって酔っぱらってかえってきてもちゃんと相手してくれるんだから」
康「なにそれ、最高の彼氏やん」
「ふふ、最高の彼氏だよ」
クッションに埋まってた顔がこっちに向いて、手が伸びてきた。彼女の手が俺の髪を撫でる。オカンの次はペットかいな。その手を引いて彼女を腕の中に収めた。俺今絶対変な顔してるから。
康「もー、なんなん自分。酔いすぎ!」
いつもより上機嫌な君にお手上げ
わがままきいて * Tatsuya.F→←酔っぱらいのホンネ * Koji.M
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エマ(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます! (2020年6月26日 10時) (レス) id: 33d9c37471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エマ | 作成日時:2020年6月26日 8時