やわらかな午後に遅い朝食を【短編集】 (ページ19)

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作者よりご挨拶と裏話。ページ19

はじめまして！作者のエマと申します！

とりあえず9人分のお話を公開できたので、一旦ご挨拶を挟ませていただきます。ここまで読んでくださりありがとうございます…！

自己満足で始めた小説ですが、たくさんアクセス、評価、お気に入り登録をいただき嬉しい限りです！

実はこの短編集を書くにあたって、それぞれの彼女ちゃんの設定を細かく決めていたりします。お話の中で彼女ちゃんのパーソナリティーを強く出すのは違うかなと思い、敢えて出さなかったところもありますが、せっかく考えたので紹介したい…！ということで各お話のちょっとした裏話的なものを紹介させていただきます…！｢へ～｣って思いながら読んでやってください(笑)

○雨のにおい

まずふっかさん。季節感のあるお話ですね。ふっかさんは彼女ちゃんをめちゃくちゃかわいがってそうだし、わりと振り回されているけどそれを楽しんでるというイメージ(笑) そして彼女ちゃんには振り回してる自覚はナシ…(笑)
生活習慣が改善されちゃったり、トマトに話しかける癖がうつったり、そういった点で彼女ちゃんの影響を受けてます。それが最後の1行なのです。

ふっかさんの彼女ちゃんの設定メモはこちら↓
マイペース素直不思議ちゃん実は賢い薬剤師人当たりがいい自分の機嫌は自分でとるタイプベランダで家庭菜園してるかわいい系年下

家庭菜園はお話に出てきますね(笑)
薬剤師というのは、賢さと人当たりの良さから当てた職業。薬局で会うお年寄りの方ともお話を楽しんでるようなイメージです。

○不在の存在

あべちゃんのお話はまずタイトルからつくりました。｢居ないこと｣が｢在る｣という複雑な言葉ですが、居ないからこそ存在を意識してしまうことってあると思うんですよね。
あべちゃんチョイスは最近たくさんテレビで観るので(笑) お忙しいあべちゃんですが彼女ちゃんにはわがままを言ってほしい、でも素直に言えないことを察して、来てくれるんじゃないかと。｢会いたい｣と言わない彼女ちゃんの代わりに、あべちゃんが言ってくれるんです。

あべちゃんの彼女ちゃん設定メモはこちら↓
穏やか甘え下手幼稚園の先生綺麗系聞き上手集中すると周りの音が聞こえなくなる手先は器用少女漫画と青春ドラマで育った年上

持ち帰った仕事は幼稚園の教室の飾り付けなんかをイメージしてました(笑)
そして、あべちゃんはきっと甘えさせ上手だろうなと思いこの甘え下手な年上設定にしてみました！