お金 ページ47
JHside
｢この件は誰がしってるんだよ。｣
SC｢俺とウジとホシと一応エミだな。｣
なんだよ、結構知ってんじゃん。
DN｢なんで言えないんですか？｣
WZ｢それは…｣
EM ｢まだ、私達もそれが真実か分からないから。｣
その時エミが扉から車椅子で来た。
JN｢ヌナ。｣
｢大丈夫なのか？動いて。｣
EM｢ええ、ある程度ならね。それより、○○は？｣
あっ、そうだ。
正直忘れていた。
MH｢大丈夫ですかね？｣
MG｢変なこと考えてなかったらいいんだけど。｣
いや、あいつのことなら絶対考えてる。
少しの沈黙を破ったのは
コンコン、
というドアの音だった。
SC｢なんだ。｣
部下｢SEVENTEEN様宛に手紙が届いてます。｣
WZ｢手紙？だれから。｣
部下｢それが…。｣
SC｢誰だ、いえ。｣
部下｢…魚の目からです。｣
その瞬間、みんなが目を見開いた。
HS｢は？今なんて、｣
すごい嫌な予感がする。
SC｢それをこちらへ。｣
部下｢はっ、｣
ヒョンに手紙を渡し、それをヒョンは開けた。
SC｢○○はこちらの手にある。
返して欲しかったら、10億の金を用意しろ。｣
HS｢は？○○は…いま魚の目に？｣
DN｢ヒョ、ヒョン、おちついて｣
HS｢落ち着いてられっかよ！｣
この1時間で○○は連れ去られた。
しかもお金と交換。しかしこの世界はそんな甘くはない金を用意したところで○○はかえってこない。
多分今この瞬間1番自分を責めてるのは…
スンチョラ。
SC｢ちくしょ！｣
バン！と机がなった。
EM｢スンチョラ。おちついて。大丈夫。｣
エミがスンチョルのそばにいき崩れたスンチョラを抱きしめてる。
しかし1番腹に来てるのはホシだろう。
だいたいホシの○○への気持ちなんて見てたらわかる。
これからどうすればいいのか。
HS｢ヒョン。くじけてたらダメです。
○○を助けましょう。｣
SC｢そうだな。｣
VN｢でも8億も…｣
HS｢金なんて用意しねぇーよ。｣
MG｢え？｣
HS｢用意したところで○○を渡すつもりなんかないだろう。それに本当の目的はお金じゃないはず。｣
ますます迷宮入りしていく。
でもひとつ決まった。
○○を必ず救い出す。
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作者名：はんな | 作成日時：2018年6月10日 20時
