#93# きらい？【Satoshi】 ページ46
おっと？
まてまて、なんだなんだ？
最初はね、ちょっと軽くパニック。
なになに、きれいなかっこして。
あんまり見たことない髪の毛してる。
白がよく似合うなーと思ってたら
ピンク？むらさき？ええ、全部いーな。選べん。
たっかいヒールで、いつもより歩き方、ばっきばきしてる。
ちょっと笑ったら、一瞬こっちをむいたでしょ？
子猫みたいな目。あは、かわい。
相葉ちゃんのときはもっとふわあ、ってしてて、うさぎさんだったのに。
翔くんには、チワワみたいな感じ。
松潤には、女がみえた。これは、見たかんじだけど。
「すげ」
「ええ？」
「ドレスってこんななのか」
「わたしもはじめて着ました」
「……二回目だったらびっくりだ」
「…そっか」
声をかけたら、ちょっと嬉しそうなかんじとか
笑ってんのかわかんねー笑いかたとか
ぜんぜんちがう。
さっき見てたAとちがう。
だからちょっともやってするんだけど、これは。
「あ、」
「ん？」
「手」
「え？」
「つなぐ？」
「…」
「いい？」
「確認するんですか」
「どっち」
「恥ずかしくなってきた」
「らぶらぶしときゃいいから」
半ば無理くりつないだら、ぴくってした。うさぎさんか？
あんまり男の影がAにはみえないんだけど
ぜんぜんないってわけでもない
だれかの影をずっともってて、
見ないでね、探らないでね、ここにはなんにもないよ
って必死に影を消そうとしてる
こんなむずかしいうさぎさんは、ちょっと手に負えそうにないぞ
こっちおいでー、はーい！ってくる感じが全くない
恥ずかしいとか、言っておいて
四人にも言ってるでしょーとか、思っちゃう
でも、ふわってあかくなるのは、ずるくね
そんな顔四人も見てんのかと思ったら、
このもやもやの場所がどこにあるべきかわかんなくなった
「意外とちっちゃい」
「わたし？」
「ん」
「あれ、ヒール履いてるんだけどな」
「おれでA隠れちゃう」
「あは、むしろ隠してください」
「恥ずかしい？」
「恥ずかしい、蒸発しそう」
「んふ、そんなに」
「今のこの状態も撮られてると考えたら弾けそうです」
「んふふ、あ、わかった」
「？」
「Aが弾けない方法」
きゅ、って手をひっぱって
じぶんの胸に、ことんっておちる頭。
いま流行りのぽんぽんとかしてみたら耳がまっかになったの
なんだこいつ、遠くなったとおもったら近くに寄ってきて。
で、またどっか行って、ってやつか？
こいつめんどくさいぞ、きらいかも
って思えたらいいのに
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はんくろ(プロフ) - 嵐☆ピカンチさん» あらま！ありがとうございますー（＾ν＾）とってもゆっくりな更新で申し訳なくなるんですが、このコメントでまた！元気を取り戻したいかな！なんて！いやいや、支えになります。考えて書くと一話に収まらないのでしゅぱっと書くようにしてますー頑張らねば！ (2014年10月30日 21時) (
レス) id: c84f86d906 (このIDを非表示/違反報告)
嵐☆ピカンチ - こんにちはo(^▽^)oこのお話めっちゃ大好きですo(^▽^)oめっちゃ面白いですo(^▽^)o続き楽しみにしてますo(^▽^)o更新頑張ってください(^O^) (2014年10月30日 16時) (レス) id: 1cd24c1e0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はんくろ | 作成日時：2014年2月16日 8時
