#91# お仕事 ページ44
バラ持たされた…
何気なく指を見たらちょっと刺さってる、トゲ！うわあ！
痛くなってきた急に！
あんまりカメラが連写するから全然気づかなかった、っていうことにしとこう
ちょっと翔くんが色っぽくて艶っぽくて美しすぎるからって、痛みに勝つほどでもない。ないよ。
翔くんのことは一旦置いとこう、私情でしょ！だめだめ。仮にもお金が発生してるわけだから。
「Aちゃん、ごめんね鏡のほう見てくれる？」
「うあ、はい」
ずっと下向いてるーお悩みー？って聞かれて答えに迷った。
この状況が！
メイクばりばりで！髪の毛がちがちしてるし！
ね、なんだろう、このドレスは！
いえいえ、あは、って感じで流しちゃった！
「たてる？」
「ご心配なく！ありがとうございます！」
うーわ、こんなモデル嫌だ！ごめんなさいおにいさん！
早足でスタジオに戻ったら、最後だったみたいで、カメラが潤くんを追いかけてた
わたし、潤くんの、ときどきボーっとして隙をわざとみせるところが好き。
これだけは、多分だれよりも。
クラシックソファにながーい足主張するみたいに座ってる。
顎をくっ、てしたその視線とぶつかった。
わたしと目があった瞬間に口もとが緩んでるよ！ばかにしてるでしょ！
そのなんか、微妙な苦笑いやめて！
「孫にも衣装？」
「漢字が、馬子にも、でしょ！」
「すげえ、漢字変換まで伝わってんのかよ」
「なんでだろうね…その顔のせいかしら…」
「それは大きな間違いだけどね」
「うそ」
「ふ、ほんとに綺麗だと思ってんのに、それは俺に失礼でしょ」
またまた！って言いたいんだけど
さすがに、そんなこと言われたことなくて、固まった。
そりゃ！ね！アイドルだもの！かっこいいなんて！あたりまえ！
「なにしてんの、はやくおいで」
「う、」
どきどき、心臓が忙しいな今日
過労死してしまう！おいで？背筋が震えるわ！
骨格がきれいな手が髪の毛をするするって研ぐ。
上品な笑み！きれいだ！カメラもってくるんだった。
ふふ、って笑ったら立ち上がってぐんと目線が上がる。
紺色のキリっとしたスーツ。そのうしろからユリが出てきて
これ持って、って言った。潤くん全然手を離さないぞ、と思ってたら
ユリを持ったわたしの手をぎゅう、ってした！
「共同作業」
「お仕事です」
「てめー固いな」
「リラックスしろと言われる方がむり」
「相葉さんの時は？」
「え？」
「もっと柔軟に動いてた」
「…」
「仕事って感じ、しなかった」
「…」
「違う？」
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はんくろ(プロフ) - 嵐☆ピカンチさん» あらま！ありがとうございますー（＾ν＾）とってもゆっくりな更新で申し訳なくなるんですが、このコメントでまた！元気を取り戻したいかな！なんて！いやいや、支えになります。考えて書くと一話に収まらないのでしゅぱっと書くようにしてますー頑張らねば！ (2014年10月30日 21時) (
レス) id: c84f86d906 (このIDを非表示/違反報告)
嵐☆ピカンチ - こんにちはo(^▽^)oこのお話めっちゃ大好きですo(^▽^)oめっちゃ面白いですo(^▽^)o続き楽しみにしてますo(^▽^)o更新頑張ってください(^O^) (2014年10月30日 16時) (レス) id: 1cd24c1e0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はんくろ | 作成日時：2014年2月16日 8時
