【第68話】昔の話 ページ20
アント「よし、これで大丈夫。」
貴「あっありがとうございます・・・」
手当てをしてもらって、少し落ち着いたので・・・
貴「あの、アントーニョさんとアルフレッドさんって・・・?」
アント「・・・・友達、昔はな。」
貴「昔は?」
アント「小学校が一緒でな・・・多分、アルとAって小学校違うよな?」
貴「はい・・・アルフレッドさんが私たちの行く小学校に合格できなくて。」
アント「まあ、そんで別の小学校で俺と友達になったんや。」
********
〜過去〜
幼アント「俺、アントーニョ!!長かったらトーニョでも親分でもええよ!!」
幼アル「親分ってwまあいいよ、俺はアルフレッド!よろしくな!!」
幼アント「おうっ!!」
こんな感じで仲良うなったんやけど、中学入る前に・・・あいつの様子がおかしくなってん。
〜小学校卒業後〜
アント「なあ、アル。お前・・・最近様子がおかしいで?」
アル「・・・そんなことで教室に戻るように言ってきたの?」
アント「そんなことって・・・」
アル「ほっといてくれよ・・・面倒くさいな。」
アント「なっ・・・?!その態度はないやろ?!!」
アル「君とは違うんだ、ほっといてくれ。」
アント「何が違うん?!友達やろ!!」
ガシャーンッ!!!
突如、アルが教室の窓ガラスを素手で割り始めた。
アント「お前っ・・・手が・・・!」
アル「君に・・・俺の何が分かるんだい・・・俺はっ!!!」
ザクッ
アント「っ!!!いった・・・やめっ・・・痛い!!!!」
アル「・・・・。」
ザクッザクッ
この世の終わりかのように・・・死んだ目で俺の腹部を何度も刺してきた。
ガラッ
先生「貴方達、何をして・・・きゃあっ!!アントーニョくん?!!」
アル「・・・。」
先生に気づいて、刺すのをやめて俺を睨み付けてきよった。
先生「窓も割って・・・!アルフレッドくん!!職員室にいらっしゃい!!!」
ぐいっ
アルだけ連れてかれて、俺は病院に・・・
********
〜現在〜
アント「今になっても、あの時のあいつの気持ちが分からへん。」
貴「・・・。」
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彗(プロフ) - ヴォルクさん» コメントありがとうございます!そして、今までの閲覧ありがとうございました!! (2014年4月20日 20時) (レス) id: 073cb26ff2 (このIDを非表示/違反報告)
ヴォルク(プロフ) - 面白かったです!お疲れさまでした!! (2014年4月20日 18時) (レス) id: de28e37cc6 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - すももさん» コメントありがとうございました!!頑張ります!!!! (2014年4月4日 19時) (レス) id: 073cb26ff2 (このIDを非表示/違反報告)
すもも - とっても面白いです♪続きが気になります…更新頑張ってください!!! (2014年4月4日 18時) (携帯から) (レス) id: 47bbdec40b (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 梨河朱里(元速野)さん» レス遅れてすみません!!わあああっ(`・ω・´)//そう言って頂けるとは・・・!作り甲斐があります!!!更新頑張るので、見守ってやってください(*´▽`*) (2014年2月26日 17時) (レス) id: 073cb26ff2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彗 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sui12141/
作成日時:2013年12月26日 21時