ハニートラッパー(♂)が来るらしい【d!】3

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グルッペンが外交をしている部屋まで戻るとちょうど終わったのか部屋から出てきた。



何とか普通の態度にするよう落ち着かせ、いつも通り接する。



『グルッペンさん、丁度終わりましたか？』

gr「あぁ……待たせたな、それではまた今度。」





外交官は驚いた顔をしている。


お前の部下は任務に失敗したということだよ！





　
城から出て頼んでいたタクシーに乗る。




時計を見るとお昼頃……





やば、このまま昼食食べに行くパターン？？

しんどッッッ！！！！！






冷や汗か、必然的に出る汗か、



それでも平然を保っていると



gr「む、このまま飯を食いに行こうと思ったが忘れ物をしたようだ。一度ホテルに戻っても良いか？」

『ふ……は、い。』





どうしよう。

ホテルに行って、トイレにでも行くか？


いや、待たせるわけには……








どうせなら……このまま誘おうかな………


楽になりたい…




なんて思考が落ちかけるが、精神を保つ。









無慈悲にも城とホテルとの距離はそこそこあり、タクシーの中では沈黙が訪れた。



こんな都合の良い時間、本来はハニートラップに使いたかった！！！！






バレないようにバレないように





ホテルに着くまでの時間がとてつもなく長く感じられた。

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