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「ちょっと落ち着いた?」
「はい」
そう言って鼻をすする
「さっきはほんとごめんね。冷静じゃなかった」
「いや、俺が悪かったんで、大丈夫です。」
「嘘つき、震えてるくせに。」
「それは、まあ・・・」
先輩の言ったとうり
先輩が助けに来てくれなかったらと思うとぞっとする。
「とりあえず、室内移動しようか。今なら多分図書室が開いてる」
「そうですね」
やばい・・・腰抜けた。
立ち上がれない
すると先輩がこっちを見て察したのか
くすっと笑ってお姫様抱っこをしてくれた
「ちょ//恥ずかしいですって//」
「なんで?いいじゃん。お姫様と王子みたいで」
「・・・服ボロボロっすけどね」
「いーの!」
そう言って歩く先輩の姿はちっちゃい子供みたいで可愛い
すきを見て先輩の頬にキスをする
「・・・好きです先輩」
「・・・私もだよ、亮」
そう言って先輩は額にキスしてくる
「もうあんまり可愛いカッコしないでね」
「ふふ、先輩の言うことなら聞きますよ」
「あーそう?ならお仕置きの続きがしたいなあ」
「・・いいですよ」
「え」
自分で言ったくせに、めっちゃびっくりしてるやん(笑)
「ちゃんと躾てくださいね?」
そういうと先輩はいたずらっ子みたいに
「覚悟してろよ」
と笑った。
あーあ、この人には勝たれへんなあ
〜fin〜
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作者名:朱華 | 作成日時:2018年12月30日 4時