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着々と準備は進んでいって
あっという間に文化祭当日になった。
割と本気で休む気だったけど先輩との約束を思い出すとどうしても裏切れなくて
更衣室に向かう
服に着替えた後に章ちゃんにメイクをしてもらう
俺はほかのやつより早めに完成した
章ちゃん曰く「素材がいいから」「ナチュラルメイクでも十分可愛いから」とか意味わか
らんこと言われた。
青「うわ、亮かわいい。そこらの女子より何倍もかわいい」
「大丈夫?キモない?」
青「全然いける」
若干緊張しつつ更衣室から出て教室に向かう
女子「きゃーー!錦戸君可愛いーーー!」
男子「え、錦戸?やば////」
男子2「そこらの女子よりかわいくね?」
章ちゃんとおんなじこと言うやん(笑)
てか女子、そんな叫ぶか(笑)?
どこから声でてんねん
クラスのやつらを適当に相手してると
ピロン♪とスマホが鳴る
確認すると先輩からだった
「変な人に絶対絡まれないようにね。何かあったらすぐ呼ぶこと!」
・・いや、さすがに大丈夫やろ
ほんまの女じゃないんやし
とりあえずウサギの「了解!」というスタンプを送る
モブ3「ちょ、お客さん来たから準備して!」
みんなの努力のおかげかカフェは大人気で
廊下にたくさんの人が並んでて、
極力みんなには迷惑かけんようにしようと思って練習してきた愛想笑いで接客する
客1「ねーメイドさん♪この後暇?どっかいかない?」
客2「一緒にそこらへん回ろうよ〜」
なんやねんこいつら。
人が何にも言わんからって調子に乗りやがって
やたら手ぇ触ってくるし
「すみません、手伝いしないといけないんで・・」
客2「そんなのいーじゃん!おねがーい」
「ですから・・青「はーい、彼女忙しいので今から安子がお相手しますね♪」
対応に困っていると、メイドの服を着てメイクをした章ちゃんが助けてくれた
「え、章ちゃ、裏方じゃないん?」
青「コソッ))先輩のトコ行くんやろ?途中まで変わったるから行ってき」
「ありがとう章ちゃん!」
章ちゃんのやさしさに感謝して、裏に回って制服をと取り出す。
女子も来るからさすがにここでは着替えられへんな・・・
ま、人気のないとこテキトーに探そ
この考えが間違いやった
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作者名:朱華 | 作成日時:2018年12月30日 4時