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せんぱい 黄色side ページ1
「ねえ錦戸君〜遊びに行こうよ〜」
あぁ、またか。
そう思いながら心の中でため息をつく。
きつい香水、短すぎるスカート、濃い化粧。
俺には無理なタイプの女子が数人で俺に絡んでくる。
「や、俺今日は予定あるんで、、、」
愛想笑いをしながら誘いを断る。
「え〜前もだったじゃん！もう何回目？一回くらいいじゃん！」
そう言って俺の腕をつかんで腕を胸元に引き寄せる
、、、いや、あたってるねんけど。
全然、嬉しないねんなあ。
「ね、いいでしょ？行こっ」
「え、ちょ、待っ」
強引に腕を引っ張られる
逃げようにも囲まれて逃げられない
「錦戸クンと行きたいトコいっぱいあるんだあ❤」
やばいこれ、ほんまにやばい。
「ちょ、やめ」
「ねえ、そこの美人さん」
うしろから少し低めの声が聞こえる
そして女子にそっと近づく、背の高い、かっこいい人
「その子じゃなくて、自分と遊ばない？」
なん、この人。
めっちゃかっこいい
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作者名：朱華 | 作成日時：2018年12月30日 4時
