第三十一話 高校 ページ39
Aside
あれから研磨くんが何かしてくることもなく、私は必死に勉強して。
そしてやってきた受験の日。
受験会場まで車で送ってもらってた。迷子になりがちな私にはとてもありがたい。
会場でめちゃくちゃ背が高い銀髪の人もいた。強烈な存在感を放っていた。
受験には結構な手ごたえが感じられて、あとは結果を待つのみとなった。
今日、結果が発表される日だ。
発表者を見に、お義母さんや研磨くんもついてきた。二人は車の中で待っている。
合格発表者が掲示されているところに人だかりができている。
人込み苦手だけど、、、しょうがないか。
えっと・・・
あ、あった！
ダッシュで研磨くんたちのもとに向かう。
A「あった！合格してたよ！！」
義母「おめでとう！」
研磨「一緒の学校...だね。」
A「うん！」
義母「帰ってお祝いしましょう！」
A「やったー！」
〜帰宅〜
みんなでたくさん遊んだ。
そして夜。
義母「今日の晩御飯はお寿司よ！」
A「お寿司！やったぁ！」
義母「・・・あ、そうだ。ケーキでも買ったらいいと思うわ！」
A「いいですね！ケーキ！」
義母「Aちゃんは何のケーキが好き？」
A「ん〜、なかなか一つに決められないんですよね・・・。全部好きです！」
義母「うふふ。Aちゃんらしいわ。でも実はね、私もケーキは一つに決められないのよ。」
A「じゃあ、研磨くんに決めてもらいましょう！」
研磨「・・・アップルパイ」
A「いいねぇ、アップルパイ！」
義母「研磨はいつもそれね。まぁおいしいからいいんだけど。じゃあ研磨、買いに行くのお願いしていいかしら。私はお寿司受け取ってくるから。」
研磨「・・・わかった。」
A「あ、待って研磨くん、私も一緒に行く！」
研磨「うん」
〜外〜
研磨「・・・どうしてついてきたの？」
A「夜、家で一人になるのが嫌だったから。」
研磨「そっか。」
A「いつ症状が出るかわかんないからね。」
研磨「大変だね。」
A「そうだね。今まではもっと大変だった...。研磨くんみたいに一緒に寝てくれる人もいなかったし、親も遅くまで帰ってこなかったし。いつまでたっても孤独に慣れることはなかったから。」
研磨「・・・そっか。」
A「でも、今は研磨くんがいるから大丈夫！」
研磨「・・・よかった」
A「うん、ありがとね！」
そして、あわよくばいつまでもこのままで...。
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羽珪藻 - ココとナッツさん» 返信遅れて申し訳ございません！健全な男子高校生、確かにそうなのかもしれない。。。これからもちょいちょい入れていくと思います。頑張ります！ (2021年11月20日 22時) (
レス) id: 24ade4b1dc (このIDを非表示/違反報告)
ココとナッツ - いやいや健全な男子高校生ですよ？！ちょっとぐらいあってもアリだと思いますが。 (2021年11月7日 22時) (レス) @page31 id: b132b85014 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - ささみさん» あ、あああありがとうございます！！！そんなことを言っていただけるなんて…！頑張って書きますので、少しお時間ください！！ありがとうございます！！ (2021年10月17日 21時) (レス) id: 78425f4870 (このIDを非表示/違反報告)
ささみ - 初めまして！この作品読んで研磨推しになりました。（好っっっき。ひかえめに言って神） (2021年10月13日 23時) (レス) @page33 id: 5aa60edf35 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - いちご大福さん» ぜひお越しください！！今はテスト期間なので返事が遅くなるかもしれませんが、たくさん語り合いましょう！ (2021年9月23日 16時) (レス) id: b41c959160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽珪藻 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.pnp/novel/0036930/
作成日時：2021年8月8日 14時
