第二十八話 もっと ページ35
Aside
A「まえみたいな、こと...」
床ドンからの一連の出来事を思い出す。
同時に、体がゾクッとするあの感覚もよみがえってきて、顔が熱い。
すぐ手で隠した。
研磨「していいの？」
A「だ、だめ」
これ以上研磨くんのほうを向いていられなくなって、反対のほうを向く。
そこに見えるのは壁。
研磨くんの顔が後ろから近づいてくるのを感じる。
そして耳元で囁かれる。
研磨「いいの？」
A「や、やだ」
研磨「でも、逃げれないよ？」
A「っ、」
言われた通りだ。逃げられない。
体がぞくぞくして、どんどん力が入らなくなっていく。
研磨くんが何も喋ってなくても、息があたってぞくぞくする。
かぷ、
A「ひゃっ、ん、っ」
耳を甘噛みされる。
A「けんまっ、くん、やっ、、んぅぅっ」
うまくしゃべれない、ずっとぞくぞくしてて、くちから、かってにへんなこえがでる、
ふぅぅーー
A「んぁっ、はぁ、、けんま、くっ、」
研磨くんが私を抱きしめる力が強くなる。
研磨「ねぇ、なんで抵抗しないの？」
A「なんでって、からだに、ちからはいんないんだもんっ、」
研磨「ふーん、じゃあなにしても抵抗できないんだ。」
A「っ、」
研磨side
ちょっとからかうだけのつもりだったんだけど、いつも間にかスイッチが入ってて。
途中で気が付いたおれは、抵抗しないこの人に少し腹が立った。
研磨「ねぇ、なんで抵抗しないの？」
これからもっと激しいことされてもいいわけ？
A「なんでって、からだに、ちからはいんないんだもんっ、」
・・・そんなに、感じてるんだ...
その呂律のまわっていない声が、とても色っぽく聞こえて。
研磨「ふーん、じゃあなにしても抵抗できないんだ。」
A「っ、」
もうちょっと、もうちょっとだけ、声を聴かせて・・・？
耳を甘噛み。
かぷ、
A「んんっ、、ゃっ、、ふぁ、」
・・・、もっと。
研磨「感じてるの？」
A「んっ、かんじ、てないっ、ん、ひゃぁっ、」
首筋に指を這わせる。
A「やっ、んっ、んぅ、はぁっ」
もっと、もっと。
はっ、まただ、ちゃんと理性保たないと。
でもこれ以上やるとまた同じようになってしまう。
ピンポーン、
玄関から小さく家のチャイムの音がした。
誰か、きた。
こんな朝からうちに来る人といえば、クロしかいない。クロが来るのは、８割おれに用がある時だ。だとしたら、この部屋に来る。
やば、
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羽珪藻 - ココとナッツさん» 返信遅れて申し訳ございません！健全な男子高校生、確かにそうなのかもしれない。。。これからもちょいちょい入れていくと思います。頑張ります！ (2021年11月20日 22時) (
レス) id: 24ade4b1dc (このIDを非表示/違反報告)
ココとナッツ - いやいや健全な男子高校生ですよ？！ちょっとぐらいあってもアリだと思いますが。 (2021年11月7日 22時) (レス) @page31 id: b132b85014 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - ささみさん» あ、あああありがとうございます！！！そんなことを言っていただけるなんて…！頑張って書きますので、少しお時間ください！！ありがとうございます！！ (2021年10月17日 21時) (レス) id: 78425f4870 (このIDを非表示/違反報告)
ささみ - 初めまして！この作品読んで研磨推しになりました。（好っっっき。ひかえめに言って神） (2021年10月13日 23時) (レス) @page33 id: 5aa60edf35 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - いちご大福さん» ぜひお越しください！！今はテスト期間なので返事が遅くなるかもしれませんが、たくさん語り合いましょう！ (2021年9月23日 16時) (レス) id: b41c959160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽珪藻 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.pnp/novel/0036930/
作成日時：2021年8月8日 14時
