第二十七話 どうするの? ページ34
Aside
ん。。。
あったかい。
目を開ける。
少し上を向く。
研磨くんがいる。
・・・なんか落ち着く。
抱きつかれてて、起きれない…。
もそもそ、もそもそ。
研磨「ん・・・」
もそもそ、もそもそ。
研磨「、おはよ」
A「おはよう、ちょっと離して、」
研磨「・・・もしかして、覚えてなかったりする?」
A「・・・なにが?」
研磨「やっばり...。」
A「私何かした?」
研磨「昨日の夜...やっぱなんでもない。」
A「え、そこで止められたら余計気になる」
研磨「なんでもない、忘れて。」
A「えぇ...。っていうか離して?」
研磨「やだ」
A「えぇ...。」
もそもそ、もそもそ。
研磨「じっとして」
A「離して」
研磨「やだ」
A「・・・かわいい」
研磨「はぁ?」
A「なんでもない、離して。」
研磨「やだ」
A「なんで?」
研磨「いやだから。」
A「理由になってない...。」
抱きしめる力を強められる。
だめだ、絶対起こしてくれない。もういい、私も寝る。研磨くんを抱きしめて寝る。
研磨side
《けんまくん、ぎゅーってしていい?》
あんなことを言って抱きしめてきたのはそっちの方。
それにあったかくて心地いいから離してあげない。
離すのを拒否し続けていると、
ぎゅ、
向こうから抱きしめられた。
研磨「なんでそうなるの」
そこは力ずくでも引きはがして起きないとだめでしょ。てか普通そうするでしょ。
やっぱり警戒心ゼロじゃん。
A「研磨くんが離してくれないから私も寝る。」
研磨「・・・なんでそうなるの」
この前も思ったけど、嫌な時はちゃんと抵抗しないとだめだよ。
研磨「また前みたいなことされるとは思わないの?」
A「まえみたいな、こと...」
とたんに顔が赤くなっていっている。
研磨「していいの?」
A「だ、だめ。」
おれを抱きしめてた手をぱっと放して自分の顔を覆っている。
そして向こうを向いた。でも、おれに抱きつかれたままだよ?いわゆるバックハグ状態。
そして、前には壁。
やっぱりわかってないんだね。
前みたいなことされても逃げれないよ?どうするの?
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羽珪藻 - ココとナッツさん» 返信遅れて申し訳ございません!健全な男子高校生、確かにそうなのかもしれない。。。これからもちょいちょい入れていくと思います。頑張ります! (2021年11月20日 22時) (レス) id: 24ade4b1dc (このIDを非表示/違反報告)
ココとナッツ - いやいや健全な男子高校生ですよ?!ちょっとぐらいあってもアリだと思いますが。 (2021年11月7日 22時) (レス) @page31 id: b132b85014 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - ささみさん» あ、あああありがとうございます!!!そんなことを言っていただけるなんて…!頑張って書きますので、少しお時間ください!!ありがとうございます!! (2021年10月17日 21時) (レス) id: 78425f4870 (このIDを非表示/違反報告)
ささみ - 初めまして!この作品読んで研磨推しになりました。(好っっっき。ひかえめに言って神) (2021年10月13日 23時) (レス) @page33 id: 5aa60edf35 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - いちご大福さん» ぜひお越しください!!今はテスト期間なので返事が遅くなるかもしれませんが、たくさん語り合いましょう! (2021年9月23日 16時) (レス) id: b41c959160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:羽珪藻 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.pnp/novel/0036930/
作成日時:2021年8月8日 14時