第二十六話 大丈夫かな ページ32
Aside
朝・・・
目を開けると研磨くんがいた。
この光景も二度目だ。前回と違うのは、研磨くんに抱きつかれてないというところか。
なんでだろう、と考えて、昨日のことを思い出し、とても恥ずかしくなる。
これから研磨くんと気まずい感じにならなかったらいいんだけど…。
できるだけいつもどうりに接しよう。今の関係を大切にしよう。
あの病気から私を助けてくれたのは、研磨くんだけだったから。
もそもそとベッドから起き上がる。さむいなぁ...
でももうすぐ春が来る。受験もある。これから忙しくなりそうだ。
義母「あら、おはよう。」
A「おはようございます、朝ごはん、何がいいですか？」
義母「なんでもいいわよ、でも、強いて言うなら洋食がいいかしら。」
A「了解です！」
研磨side
朝。目が覚めたら、隣には誰もいなかった。
もう起きたのかな。
なぜか、少し寂しく感じた。同時に、昨日のことを思い出す。
ちょっとやりすぎちゃったかもしれない。
嫌われてたりしたら…、どうしよう。
今回ばかりはまぁいいやでは済まされる問題ではない。
様子を見て、できる限りいつもどうりにしよう。
おれのメンタル、もつかな。。。
リビングに来た。みんな起きてた。
研磨「…おはよう」
A「おはよう！」
母「あら研磨、今日は起きるのが早いのね。」
研磨「別に...」
よかった、普通に挨拶してくれた。
A「朝ごはん、もうちょっとでできるから待っててね。」
研磨「うん」
その日は一日様子を見ていたが、昨日のが夢だったんじゃないかって思えるぐらい普通だった。もしかしたら本当に夢だったのかもしれない・・・。
そうだったらおれ変人じゃん。
そして夜。
自分の部屋でゲームをして待っていた。
あんな事があったから、もしかしたら来てくれないかもしれない。
おれが助けてあげるとかかっこつけて言っておいて、そんなになったらちょっと申し訳ない感じがする。
コンコンコン、
A「け、研磨くん、入っていい？」
少し、声が震えている。
研磨「いいよ」
ガチャ、
A「おじゃまします…。」
枕をギュッと抱きしめて、緊張してるような顔で、部屋に入ってきた。
研磨「そんなに緊張する？」
A「だ、だって、きのう、、、」
よかった、昨日のは夢じゃなかったんだ。いや、よかったのか？
研磨「あれは、、、ごめん。」
A「いや、別に、研磨くんなりの考えがあってのことだろうし、怒ったりしてない、よ？」
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羽珪藻 - ココとナッツさん» 返信遅れて申し訳ございません！健全な男子高校生、確かにそうなのかもしれない。。。これからもちょいちょい入れていくと思います。頑張ります！ (2021年11月20日 22時) (
レス) id: 24ade4b1dc (このIDを非表示/違反報告)
ココとナッツ - いやいや健全な男子高校生ですよ？！ちょっとぐらいあってもアリだと思いますが。 (2021年11月7日 22時) (レス) @page31 id: b132b85014 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - ささみさん» あ、あああありがとうございます！！！そんなことを言っていただけるなんて…！頑張って書きますので、少しお時間ください！！ありがとうございます！！ (2021年10月17日 21時) (レス) id: 78425f4870 (このIDを非表示/違反報告)
ささみ - 初めまして！この作品読んで研磨推しになりました。（好っっっき。ひかえめに言って神） (2021年10月13日 23時) (レス) @page33 id: 5aa60edf35 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - いちご大福さん» ぜひお越しください！！今はテスト期間なので返事が遅くなるかもしれませんが、たくさん語り合いましょう！ (2021年9月23日 16時) (レス) id: b41c959160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽珪藻 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.pnp/novel/0036930/
作成日時：2021年8月8日 14時
