孤 独 恐 怖 過 敏 症 。【孤爪研磨】

第十七話　こわい ページ21

Aside

　３！・２！・１！ あけましておめでとうございま〜す！！

A「あけましておめでとうございます！」

義母「明けましておめでとうございます。」

研磨「…あけおめ。」

今年は、もう一人じゃない…！




その後各々ゲームしたり勉強したりテレビ見たりしていたら、研磨くんとお義母さんがもう寝るというので、私も部屋に行って寝ようと思う。

最近全然眠れてなくてクマができてるのを、メイクでできるだけ見えないように隠してるけど、研磨くんすごいからばれてそうなんだよなぁ。ずっとこっち見てるしなぁ。

スマホにヘッドホンを接続して、ラジオを聴く。
最近だんだんラジオではごまかせないほどの恐怖感を感じるようになってきてしまった。

今も、その恐怖感はじわじわと私を蝕んでいく。

大丈夫、ここは家だ。それに、一人じゃない。
大丈夫、研磨くんもお義母さんもいる。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。
呼吸が浅くなってくる。
なんで、昨日まで、こんなんじゃなかったじゃん。なんで、なんで？
膝を抱え込み、何とか落ち着こうとする。
なんで、と、だいじょうぶ、が、頭の中でごちゃごちゃになる。
だめだ、だめだだめだ、このままじゃだめだ。だめだ。
いやだ、怖い、寂しい、いやだいやだいやだいやだ。


呼吸は依然早まり続け、手も震えだす。縋るようにスマホを抱え、丸まる。
私の頭はだんだんと冷静さを失っていく。


だめだ、いやだ、なんで、こわい、寂しい、いやだ

だいじょうぶ、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、ひとりじゃない、、、、、

もうパニックになり、意識を失う寸前。


だれかの、こえがきこえた。



「ねえってば！！、っ、だ、だいじょうぶ？！」




＿＿ ＿＿ ＿＿ ＿＿
羽珪藻です！
クライマックス入ってきました！！


評価、お気に入り、コメントありがとうございます！！
天にも昇るような気持ちです！

あとhit数、ずっと30から70をさまよっていた感じだったのに、いきなり1,300越えとか、何が起こったんですか？！一桁飛ばしてません？幻覚ですか？夢ですか？



いま、とても幸せです。ありがとうございます。

更新頑張るので、これからもこの作品をよろしくお願いいたします。

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