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第二話 絶望の中 ページ3

言われた病院は家から遠く、結構時間がかかったはずだけど、そこら辺のことはよく覚えていない。
ただ気づいたら病院の集中治療室の前で、看護師さんから説明を受けていた。

看護師「高橋さんの娘さんですね。」

A「…はい。」

看護師「事故による怪我が脳を損傷させてしまっています。手術で最善を尽くしましたが、

  すでに、
  息を引き取られています。」

A「…、そう、なんですか。」

看護師「残念ながら。」

そういわれた時も、なぜか悲しくなかった。あまりに突然のこと過ぎて、頭が追い付いてなかったんだと思う。


その後、両親が急に亡くなったともなれば、精神的に大きな傷を受けているだろうとのことで、しばらく病院で様子を見たほうがいいんじゃないかと言われた。ほかに身寄りもなかった私は、その言葉に甘えさせてもらうことにした。


___________________________________
ベッドに光が差し込んできた。
見慣れない天井。ここはどこだっただろうか。

起き上がって窓の外を眺める。そうか、病院だ。

看護師「高橋さん。昨日はよく眠れましたか?」

A「まあ…はい。」

病院からもらった睡眠薬のおかげで、ぐっすり眠れている。

看護師「朝食です。残さず食べてくださいね。」

そういうと、朝食の乗ったお盆を置いて病室から早々に出て行った。仕事が忙しいのだろう。

そういえば、お父さんとお母さんは、死んじゃったんだったな。
最後に一度でいいから、一緒にご飯を食べたかった。

いや、考えないようにしよう。
___________________________________


何日たっただろうか。ぼーっと日々を過ごしているうちに、いろいろあったようだ。

スーツを着た男の人が来て、私の引き取り手が決まったと言った。私の遠い親戚らしい。東京に住んでいるから、学校も今のままで大丈夫だそうだ。

引き取り手になってくれる人と何度か面会した。
いい人そうだった。その人にはもうすぐ高2になる一人息子がいるらしい。
どんな人だろうか。仲良くできるといいけど。

一週間後にその人の家に行くことになった。



荷物、まとめないといけないな。




__ __ __ __ __ __ __
どうも、羽珪藻です。
中途半端なとこで終わってすいません!もうすぐ研磨出てきます!
というか、これ、読んでくれてる人いるんでしょうか…?
どんな内容でもいいからコメントが欲しぃ、です!!
(コメントってログインしてなくても見れますよね…?)

第三話 新しい家族→←第一話 中学三年生 高橋



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羽珪藻 - ココとナッツさん» 返信遅れて申し訳ございません!健全な男子高校生、確かにそうなのかもしれない。。。これからもちょいちょい入れていくと思います。頑張ります! (2021年11月20日 22時) (レス) id: 24ade4b1dc (このIDを非表示/違反報告)
ココとナッツ - いやいや健全な男子高校生ですよ?!ちょっとぐらいあってもアリだと思いますが。 (2021年11月7日 22時) (レス) @page31 id: b132b85014 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - ささみさん» あ、あああありがとうございます!!!そんなことを言っていただけるなんて…!頑張って書きますので、少しお時間ください!!ありがとうございます!! (2021年10月17日 21時) (レス) id: 78425f4870 (このIDを非表示/違反報告)
ささみ - 初めまして!この作品読んで研磨推しになりました。(好っっっき。ひかえめに言って神) (2021年10月13日 23時) (レス) @page33 id: 5aa60edf35 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - いちご大福さん» ぜひお越しください!!今はテスト期間なので返事が遅くなるかもしれませんが、たくさん語り合いましょう! (2021年9月23日 16時) (レス) id: b41c959160 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:羽珪藻 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.pnp/novel/0036930/  
作成日時:2021年8月8日 14時

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