第十一話 勉強会�� ページ14
Aside
ちょっとよく状況が呑み込めなかったけど、いま黒尾さんに勉強を教わっているところで、それがまたすごくわかりやすい。
そして隣でしぶしぶ勉強をしている研磨くん。髪の毛邪魔じゃないのかな。
あ、耳にかけた。
あと伏せ目？っていうの？かっこいい…。
黒尾「どーしたのぼーっとして。」
A「ぅえ！？、あ、何でもないです！」
黒尾「さっきの続きだけど、この正三角形の真ん中にこう、線を入れたら、直角三角形ができるでしょ？」
A「おー、そっか。そうじたらこの比がつかえるっていうことか！」
黒尾「そうそう、1:2:√3。あとは簡単でしょ。」
A「はい！」
そんな風にいろいろ教わっているうちに、気が付けば２時間が経過していた。
研磨「そろそろ、休憩しない？」
黒尾「そーだな、もうこんなに時間たったのか。」
A「あ、じゃあお菓子、持ってきますね。」
研磨「おれも一緒に行く。場所わかんないでしょ？」
A「あ、そういえばそうだ。」
研磨「ん。じゃ、行こ。」
〜キッチン付近〜
研磨side
部屋戻ったらクロがいるし、直接的な質問をするチャンスは今ぐらいしかないだろうと思った。
研磨「・・・」
A「？どうしたの？」
研磨「なんか、隠してることあるでしょ。」
A「ないよ？なにも。」
驚いた。ちょっとは動揺してくれると思ってた。
これで余計に確信を持った。ほかの人にも隠してるんだ。
この前はとっさに誤魔化すのはあまり上手に見えなかったから、きっと、察しのいい周りの人に聞かれ慣れてるのかな。
…ますます気になる。
A「ぅえっと、お菓子は…？」
研磨「あ・・・。ぇっと、ここ。」
A「わかった。ありがとね。」
研磨「うん。」
A「…、私の顔になんかついてる？」
研磨「、ついてないよ。」
A「ならいいんだけど…。」
ちょっとストレートすぎたかも。警戒されちゃったかな？
A「部屋、戻ろう？」
研磨「あ、うん。」
Aside
キッチンに来てから、研磨くんがこっちをじーっと見てくる。
ん？仲間にしますか？的な流れ？
私なんかしたかな？
A「？どうしたの？」
研磨「なんか、隠してることあるでしょ。」
なんだ、そんなことか。勘のいい友達なら今まで何人かいたから、ストレートに聞かれるのは慣れてる。
A「ないよ？なにも。」
なに？そんなに見てもなんも出てこないよ？
でも、察されちゃってるのか。気を付けないと。
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羽珪藻 - ココとナッツさん» 返信遅れて申し訳ございません！健全な男子高校生、確かにそうなのかもしれない。。。これからもちょいちょい入れていくと思います。頑張ります！ (2021年11月20日 22時) (
レス) id: 24ade4b1dc (このIDを非表示/違反報告)
ココとナッツ - いやいや健全な男子高校生ですよ？！ちょっとぐらいあってもアリだと思いますが。 (2021年11月7日 22時) (レス) @page31 id: b132b85014 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - ささみさん» あ、あああありがとうございます！！！そんなことを言っていただけるなんて…！頑張って書きますので、少しお時間ください！！ありがとうございます！！ (2021年10月17日 21時) (レス) id: 78425f4870 (このIDを非表示/違反報告)
ささみ - 初めまして！この作品読んで研磨推しになりました。（好っっっき。ひかえめに言って神） (2021年10月13日 23時) (レス) @page33 id: 5aa60edf35 (このIDを非表示/違反報告)
羽珪藻(プロフ) - いちご大福さん» ぜひお越しください！！今はテスト期間なので返事が遅くなるかもしれませんが、たくさん語り合いましょう！ (2021年9月23日 16時) (レス) id: b41c959160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽珪藻 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.pnp/novel/0036930/
作成日時：2021年8月8日 14時
