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『ねぇジミン。』
JM「ん？」
ジミンとユンギ氏とホソク氏、そして王子が知っていて、
私だけが知らないこと。
『…王子が言ってた。
自分に平気で話しかけてくるところも、自分の知らないことをいっぱい知ってるところも、いつも笑顔で、元気が有り余ってるところも、裏庭に迷い込んできたのも…
その友達と私はそっくりだって。』
JM「…確かにAさんとそっくりかもね…笑」
ジミンのその言葉で、
ただの推測が確信に変わった。
だって、どこか嬉しそうに微笑むジミンの顔は、
いつもあの人を見て浮かべる顔と同じだったから。
『それってさ、』
JM「…そうだよ、きっとAさんが今頭の中で思い浮かべてる人だよ」
ジミンがそう言えば、ユンギ氏とホソク氏は驚いたような顔をした。
そりゃそうだ。
まさか私も知り合いだなんて思いもしなかっただろう。
＿＿＿＿絶対ダメ！！
金持ちのやつらを信用しちゃダメ！
どう足掻いても、最後に傷つくのは僕たち庶民なんだから！
＿＿＿＿特に、超有名企業の跡取りとか…それこそ財閥の跡取りとか絶対ダメ！！
あんなの僕たちの常識通用しないから！！
テヒョンがあそこまで必死になって私に言った理由がようやく分かった。
そして、もしジミンがいじめられたら守って、と頼まれた理由も。
『…じゃあ、あのクリスマスローズってもしかして』
JM「それかどうかは分からないけど、白い花はテヒョンアが置いたやつだよ？
どうしても最後に、って学園に忍び込んでまで置いた白い花。」
やっぱり…！
そんなオシャレなことするの、テヒョンぐらいしかいないか！
『ちょっと、王子んところ行ってくる！』
今すぐ伝えなきゃならない。
そう思って走り出した私だったが、ユンギ氏によって腕を掴まれた。
YG「待てよ、あいつは一人になりたいって、」
『今すぐ伝えなきゃいけないって言ったら離してくれますか』
YG「え？」
きっと王子はテヒョンとのことを思い出して、裏庭で一人で思い詰めてる。
『あの花が、王子を救ってくれるはずです。』
YG「意味わかんねぇよ」
『あの白い花、
クリスマスローズの花言葉は、
＿＿＿＿』
・
頑固なところとか本当にあいつにそっくりだな、と手を離してくれたユンギ氏に笑われた。
外に出ると雨が強く降りしきっていて、
その辺にあった置き傘を借りて、裏庭まで走った。
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mari(プロフ) - さやかさん» ありがとうございます！ほんとですか��(ﾟДﾟ)そう言っていただけて嬉しい限りです…（涙）さやか様のお目目お疲れ様です（´-`）.｡oO (2021年8月29日 11時) (
レス) id: 959ec050a6 (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 1日で全部読み終わっちゃいそうですw今まで見た作品の中で一番面白いです！！！！！表現の仕方とか、話の流れとかも自然すぎて、！！！ (2021年8月29日 2時) (レス) id: 1b9f85f4f0 (このIDを非表示/違反報告)
mari(プロフ) - kokoさん» いつもありがとうございます^_^承認させていただきました！ (2021年5月19日 15時) (レス) id: 5ebbf84312 (このIDを非表示/違反報告)
mari(プロフ) - Yellow8938さん» ありがとうございます！了解です^_^ (2021年5月19日 15時) (レス) id: 5ebbf84312 (このIDを非表示/違反報告)
koko - Twitterフォローさせて頂きました!! (2021年5月19日 10時) (レス) id: 959c5b1a12 (このIDを非表示/違反報告)
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