How You Dare？【JN】 (ページ40)

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TH「Aちゃん学校楽しい？」

『うん！結構楽しくやってるよ！笑』

TH「へぇ～そーなんだ…！」

『ジミンが何でも教えてくれるし！
それに、案外悪い人だけじゃないし』

TH「そーなの…？」

『ジミンには近づくなって散々怒られてるんだけどね…、笑』

特に深い意味もなく、笑いながらそう言うと、突然テヒョンくんにギュッと両手を包み込まれた。

TH「絶対ダメ！！
金持ちのやつらを信用しちゃダメ！
どう足掻いても、最後に傷つくのは僕たち庶民なんだから！」

強い口調と、前髪とマスクの間から覗かせる鋭い眼光でそう言われ、その勢いに思わずたじろいでしまった。

TH「特に、超有名企業の跡取りとか…それこそ財閥の跡取りとか絶対ダメ！！
あんなの僕たちの常識通用しないから！！」

『…あ、えっと、…テヒョンくん…？』

TH「あっ、ごめん…、！」

パッと手を離し、申し訳なさそうに慌てふためくテヒョンくん。

TH「…ごめん、忘れて」

『あ、うん…』

テヒョンくんは何か金持ちに相当な恨みでもあるのだろうか。

そこまで取り乱してしまう何かが。

TH 「も、もしなんかあったら、ジミナか僕かに絶対言ってね、！！」

『…わかった！』

TH「僕たちはAさんの味方だから」

そうやってテヒョンくんに優しく頭をポンポンされて驚いていたのも束の間、

そのまま頭を抱かれ、

気づいた時には優しく抱きしめられていた。