How You Dare？【JN】 (ページ16)

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『ねぇ、ジミン』

JM「ん？」

幸いジミンとは同じクラスだった。

そしてさらに嬉しいことに教室は自由席だったので、窓側の一番後ろにジミンと前後で座ることにした。

そして今はお昼の時間で、私たち食堂にいた。

『もしかしてお弁当食べてるの私だけ？』

JM「あー…そうかも…笑」

食堂、と言ってもまるでホテルのレストランのような雰囲気で、
バイキング方式なのか、美味しそうな料理がたくさん並んでいて、ジミンも含めてみんなそれを食べていたのだ。

『へぇ～すごいね
世の中にこんな学校があるなんて思ってもなかったわ』

JM「僕も最初はビックリしたよ笑」

お弁当を食べながらジミンとそんな話をしていると、

後ろからクスクスと笑い声が聞こえてきたので、

今度は何の用だと私はそちらを振り向いた。

「…何よその目は、笑」

『後ろで笑われると不愉快なんですけど。』

JM「ちょ、Aさん…っ！」

「貧乏人たちにはこの場所は似合いませんよ？？笑」

私たちに突っかかってきた3人組の女子のうち、真ん中にいた、いかにもお嬢様みたいなグルングルンに巻かれた髪を靡かせている女が鼻で笑うようにそう言った。

いや、実際バカにしてるんだろうが。

『ここの生徒なんだから食堂使う権利ぐらいあるでしょ』

JM「もしかして、パクジミンが擦られたのを助けた人ってあんたなの？笑」

『だったら何よ』

私たちが口論していると、周りで食べていた生徒もこっちを注目するようになり、食堂は緊張感に包まれた。

「やっぱ、庶民と一緒にダンスしてるような成金には庶民がお似合いってことか！w」

隣にいた違うお嬢さんがそう言うと、うちらの周りを囲んでいた野次馬からドッと笑いが起こった。

後者の庶民は私のことだろうが、前者の庶民が誰なのかがわからない。

そして、なぜジミンが成金と呼ばれているのかもよく分からないが、

そんなのどうでもよくて、

ただお金でしか人を判断できないコイツらにとても腹が立った。

この学校には、自分が世界の中心だと思ってるやつしかいないのか？

『じゃあ、その貧乏人にいちいち突っかかってくるあんたたちは何なんだよ』

私はムカついて、ジミンの制止を振り切って立ちあがってしまった。