13 YG ページ13
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「ソクジン様ぁ！おはようございます！
大変です！！」
JN「…え？あ、おはよう！
ユナさん、そんなに急いでどうしたの？」
「こ、これ見てください！」
朝、サロンにいた俺たちの元に、名前はユナとかいうらしいが、その女子生徒とあと何人かの連れが動画を持ってやってきたのだ。
「この人！2年のパクジミンです」
JN「…え？本当に？」
「はいっ！こんなところでダンスしてるなんて、うちの生徒としていかがなものかと！」
何を勘違いしているのか、たまにこういう輩が俺たちの元に来るのだ。
別に他人のことなんてどうでもいいし。
俺たちにどうしろというのだ。
俺たちは別に、学校の風紀を正そうとか、一切思ってない。
辞めたいのなら勝手に学校を辞めてくれ。
お金を払えなくなったのなら勝手に辞めてくれ。
俺たちには関係ない。
貧乏人だと晒していじめたいのなら勝手にやればいい。
JN「えっと、このダンスしてる人がパクジミン…？」
「はい！」
その動画をチラッと見てみると、
夜に撮られた動画だからか暗くてなんとなくしか分からないが、確かに見たことのある顔だった。
「こんな駅裏で、しかも他校の生徒と一緒にダンスしてるなんて、この学園をなんだと思ってるんですかね…！」
人を貶めることしか能がないお前らの方がどうなんだよ、と言いたくなったが慌てて抑えた。
横目にジナを見ると、ジナもどこか困ったような顔をしながらその動画を見ていた。
JN「…分かった、報告ありがとうね、ユナさん」
「はい…！！」
ジナが笑顔でそう言い笑顔を向けると、そこにいた女は全員顔を赤くしながらサロンからいなくなっていった。
あーもー、本当にこの女の香水の匂いが俺は嫌いだ。
臭いマジで。こっち来んな
HS「ジンヒョン、今の踊ってた男、パクジミンって言ってましたよね？」
JN「あぁ、うん多分…
それがどうかしたの？ホソガ」
HS「めっちゃダンス上手くなかったですか？
俺ちょっとビビってます笑」
誰も本題に目を向けてやいないし、ホソクなんかパクジミンかっこいいとか言ってるし。
HS「ちょ、パクジミン会ってきます！」
JN「いってらっしゃーい！」
YG「おいおい…」
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