この手は離せない 2 (ページ9)

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Riot OB side

ﾋﾁｮﾙが次の煙草に火をつけようとして、ふと止まった。

HC｢…………ｵｲ、ｼﾞｮﾝｳﾝどこだ？｣

｢｢｢｢………あぁーーっ！！｣｣｣｣

慌てて寝室へ行くと、ｼﾞｮﾝｳﾝはAに抱き着いて眠っていた。。

CM｢……なんですかね、この出し抜かれた感。｣

みんな目がすわっている。。

YN｢あ～ﾋﾁｮﾙに置いて行かれてふて腐れてたからねぇ･笑
今日は大目に見てあげようか。｣

HC｢しかたねーだろ。狂犬なんか連れてったら、ｵﾏｴの生徒今頃全滅してるぞ！｣

YN｢それは困るよ～･笑
あれでもﾎﾞｸの可愛い生徒達だからね♪
しかもAを助けたなんてなかなか優秀じゃない？｣
となんだか誇らしげに笑っている。。

CM｢あ、ﾋﾁｮﾘﾋｮﾝ。そういえばｱｲﾂﾗ待たせたままでしたね。｣

HC｢お～そうだった。ﾕﾉ、今からその可愛～い生徒達に話聞いてくるわ。
ま、事と次第によっちゃ～全滅だな･笑｣

YN｢えっ！どういうこと！？｣

･

･

CM｢ﾋｮﾝ、ではAを頼みますよ。
目が覚めたら喉が渇いてるでしょうから飲み物とYN｢だ～いじょうぶ！わかってるって！
もう3回は聞いたよ～笑｣

CM｢は？3回？今ので6回目ですよ？
やっぱりちゃんと聞いてなかったのか！｣
ﾌﾞﾂﾌﾞﾂと怒るﾁｬﾝﾐﾝをｶﾝｲﾝが笑いながらなだめている。。

HC｢ﾕﾉ…ｼﾞｮﾝｲﾝ達をどうするかはｵﾚに預けてくれるか？｣

YN｢もちろん。ﾋﾁｮﾙが決めたことならｵﾚ達が決めたことと同じ。
今だってそれは変わらない。｣
でも出来れば穏便にね･笑

HC｢ﾌｯ･笑じゃ行くか。ﾖﾝｳﾝちょっと車頼むわ。｣

ﾋﾁｮﾙとﾁｬﾝﾐﾝはｶﾝｲﾝの運転でRoarの元に向かった。

・

・

KI｢…A、今までｷﾂかっただろうな…｣

CM｢えぇ。立て続けにあんな目にあって…
今までならﾐﾝｿｸやﾎﾞｸ達を頼ってたのに。
結局、１番辛いときに側にいてやれませんでした…｣

KI｢ﾐﾝｿｸがﾕﾉに助けを求めてなかったら、今頃知らない街に1人…だったんだろ？
いつからそんなこと出来る様になったんだよ。。｣

HC｢あの甘えん坊がそんな簡単に変わらねぇだろ。。
そんだけｼｮｯｸだったんだろうな、あの女に言われたことが…｣

CM｢その女だけならまだしも、ﾐﾝｿｸにまで裏切られたと思ってるとしたら…
自暴自棄になってたとしても不思議じゃないですね。｣

KI｢今なら…少しはｵﾚ達の話にも聞く耳持つかもな。
1人で寂しい思いすんのはもう充分だろ。。｣

HC｢…ｵﾚにちょっと考えがある。
ﾕﾉの話が確かなら少し時間稼ぎ出来るんじゃねぇかと思うんだよな。｣

CM｢なるほど…ってことはRoarを使うんですね。｣

そう言ってﾁｬﾝﾐﾝは楽しそうにﾆﾔﾘと笑った。