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KRIS side
ﾚｲから連絡が来てすぐに車をまわす。
Aが気を失ってるのでとりあえずﾍﾞｰｽに連れて行くことにした。
ﾚｲの話だと、暴力は振るわれてないらしいから
恐怖で気を失ったんだろうな。。
ｶｲは窓の外をぼんやり眺めてるけど
腕にはしっかりとAを抱えていた。
ﾍﾞｰｽに着くとｾﾌﾝ以外が勢揃いだった。。
そしてAを抱きかかえるｶｲを見て
全員が目を見開いて絶句した。
あ〜わかる。ｵﾚもｶｲのこんな姿見る日が来るとは思わなかったからな･笑
LH｢ｶｲ、どうする？ﾍﾞｯﾄﾞ片付くまでとりあえずｿﾌｧに寝かせる？｣
KA｢…そうだな。｣
奥の部屋にはﾍﾞｯﾄﾞもあるけどなんせ散らかってるし･苦笑
片付くまで…とｶｲがｿﾌｧに寝かせようとしたら
Aが『…ｵｯﾊﾟ…』と呟いてｶｲの胸に抱き着いた…
『『『『…………////』』』』
なんだ？今の！
全員顔赤くして口開いてる。
LH｢………ﾔﾍﾞｰ、何そのｶﾜｲｲの…｣
見るとｶｲはまだ固まってる。
LY｢ｶｲ、とりあえず置いたら？｣
ﾚｲに促されてﾋﾟｸﾘと動いたｶｲは
しがみついた腕をそっとはがした。
・
・
LH｢…で、ｱｲﾂﾗはｾﾌﾝに任せてきたの？｣
LY｢そう〜ｾﾌﾝ途中からｽｲｯﾁ入っちゃってｳｽﾞｳｽﾞしてたから〜｣
そりゃ相手はお気の毒だな･笑
CY｢……ねぇ…さっきからけたたましく鳴ってるの彼女のじゃない？｣
とﾁｬﾆｮﾙが入口で拾ったという携帯を持ってきた。
KR｢…ﾕﾉｵｯﾊﾟ…男だな。｣
LY｢家族かもしれないね。
心配してるといけないからﾎﾞｸが出るよ。｣
うん。ﾚｲは育ちが良いからな。
失礼なく応対できるだろう。
LY｢もしも……あっ違います！…え？…あの、落ち着いて下さい！
…いえ、本当に違います！いや、だから………｣
ここにいる全員が｢出なくて良かった…｣と心から思っていた･苦笑
かなり苦戦していたが、なんとか説明を終えたﾚｲはめずらしく憔悴していた･笑
LY｢…はぁ〜、ぜんっぜん話聞いてくれなくて参ったよ〜｣
とりあえず迎えに来るって〜。
KR｢…は？ここに？大丈夫なのかよ。｣
LY｢なんかすぐ着くって〜。｣
と言うとｿﾌｧに倒れた。
ﾀﾞﾒだｺﾘｬ。相当神経擦り減らしたな。
なんて憐れんでいると
外からﾊﾞｲｸの音が聞こえてきた。
ﾁｬﾆｮﾙ達がすぐに立ち上がり外に向かおうとしたら
入口から大きな音がして
ｽﾞｶｽﾞｶと男が入ってきた。
｢Aはどこだ！｣
…まさかあの人がこんなところに来るなんて
夢にも思っていなかった…
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名：choco | 作成日時：2016年5月27日 20時
