最強の妹は最弱？いいえ、最強です。【五条悟】

大好き　8 ページ11

『宿、儺………？』




なんで、悠仁じゃなくて宿儺のままなの？




私と伏黒、悠仁は特級と会った。



私と伏黒は悠仁に全てを任せて


野薔薇ちゃんを回収して伊地知さんに野薔薇ちゃんを渡した






あとは、悠仁が帰って来るのを待つだけ。だったはずなのに。








宿儺「小僧は戻らん。ｸｯｸｯｸｯ」


『………悠仁を返せ。』





少々殴りあいが続く。

生憎伏黒も怪我が酷く野薔薇ちゃんと高専に戻った。




ここには私しかいない。







だけど、悠仁は殺せない。


…どうして、ここまで情を抱いているのか。



たかが数週間前に会っただけの、初めての、友達。


友達なんだ。








殺せる。殺せるけど、殺せない。



なんで、なんで、なんで、なんで。







悠仁の心臓を人質にされた。









『…私は、悠仁と会ったばかりだし、
お兄ちゃんと比べれば悠仁なんてどうでもいい。
お兄ちゃんさえ生きてれば良いと思ってた。』



宿儺「だからなんだと言うのだ？」



宿儺の腕が私のお腹に刺さった。









『でも、違った！！！！！
皆がいないと嫌だ。虎杖も、伏黒も、野薔薇ちゃんも、
皆がいないと私、嫌だ！』



皆に、生きていてほしい。








虎杖「…そっか、ありがとな俺にそんなこと言ってくれて。
ごめん、もう、無理だ…。長生き…し…てくれ…。」



『悠仁…………。』





お腹の傷なんてすぐに治るよ、誰も悠仁を攻めないよ、








『…死なないでよｯ…！』




悠仁は、死んだ。

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